2023.01.01更新
緑内障患者治療参画通信に総院長 安里 良先生のインタビューが掲載されました
参天製薬株式会社様より発行されている「緑内障患者治療参画通信」に当院の総院長でいらっしゃいます安里 良先生のインタビューが掲載されました。
緑内障とは、眼の奥にある視神経に異常が起こり、視野が狭くなったり部分的に見えなくなったりする病気です。緑内障は継続的な治療が重要である一方で、治療を継続できずに脱落して、その結果視野が悪化してしまう患者様が多くおられます。初期の緑内障では症状を自覚しにくいことや継続的な通院が必要であることが脱落してしまう要因と考えられます。
そのため、当院では患者様に緑内障について理解してもらうために10分程度の動画を観てもらい、緑内障のパンフレットもお渡ししています。また、患者様の生活スタイルや要望を考慮し、続けやすい治療を検討する患者治療参画を取り入れています。一人一人の患者様に適した目薬を複数提示し、それぞれの有効性と安全性のデータの他に、患者様の希望や生活スタイルなども伺いながら最終的な処方薬を決定します。その結果、当院は治療継続率85%と全国的に見ても高い水準にあります。
緑内障は現在の医療では、異常が起きた視神経を回復する方法は確立されていませんので、早期発見と適切な治療の継続が必要な病気です。継続的な治療を続けて頂くために、我々スタッフ一同も患者様に寄り添い、信頼関係を築いていけるよう今後も取り組んでまいります。 (検査 城間)
投稿者:
2022.12.20更新
2022年 安里眼科忘年会が行われました
2022年11月17日(土)に牧志にあるJR九州ホテルブラッサム那覇内レストラン『37Steakhouse & Bar那覇』にて、安里眼科糸満院およびおもろまち駅前院合同での忘年会が行われました。
コロナ渦でここ3年間中止だったんですが、2019年以来ぶりに行われました。
まず、当院理事長『安里 良盛先生』からスタッフへの1年間の労いの挨拶から始まり、糸満院およびおもろまち駅前院の『外間 政利先生』からのお話がありました。
次に、新人挨拶でこの3年間で新人が21人入社し、若いスタッフが増え、活気溢れる職場となりました。
検査部主任の『屋宜 盛顕』から、2022年の両院での手術件数などの報告があり、おもろまち駅前院院長の『安里 瞳(旧姓 本幡)先生』からのお話がありました。
忘年会恒例の景品をかけてビンゴゲームが行われ、1人1つ景品をゲットしみなさん喜ばれていました。そして、新人男性4名で催し物が行われ会場を笑いの渦に包みこんでくれました。
最後には当院総院長の『安里 良先生』より、今後も最先端の眼科医療を沖縄に取り入れ続け、沖縄県内トップの眼科であり続けたいとのお話がありました。
本格グリル料理とワインを交わしながら、普段ゆっくり話せない方とも楽しく過ごすことができ非常に有意義な充実した時間になりました。
安里眼科は忙しい職場ですが、とてもやりがいがあり、とても楽しいです。今年もスタッフみんなが働きやすい環境整備を目指し、当院では様々な改革が行われました。
当院スタッフは本当に意識が高い集団だと日々感じていますが、その中でどれだけ自分を高めていけるかが、成長の糧となっています。これからも我々スタッフが一丸となって、『ONE TEAM』として安里眼科を支えていこうと強く思いました。
豪華な食事と美味しいお酒、豪華な景品、2次会まで用意して頂き本当にありがとうございました。来年もまた忘年会が開催できることを切に願っています。
今年の外来終了まで残りあと1週間程度となりましたが、Dr・スタッフ一同気を引き締めて最後まで頑張りますのでよろしくお願い致します。(検査 高木)
投稿者:
2022.12.07更新
グラアルファの説明会がありました
11月17日におもろまち駅前院で興和株式会社の鶴見様より、12月6日に糸満院で北川様より、グラアルファ配合点眼液(以下グラアルファ)の説明会がありました。
グラアルファはRhoキナーゼ阻害剤のリパスジル塩酸塩水和物と、アドレナリンα2受容体作動薬のブリモニジン酒石酸塩を含有する、世界初の組み合わせとなる配合点眼剤です。リパスジル塩酸塩水和物はRhoキナーゼに対して選択的な阻害作用を有する薬物で、眼局所で線維柱帯-シュレム管を介する「主流出路」からの房水流出量を増加させ、眼圧を下降させる作用を示すとされています。ブリモニジンは α2 アドレナリン受容体を作動させることで、毛様体上皮での房水産生を抑制し、更に、ぶどう膜強膜流出路からの房水流出を促進し、眼圧下降作用を示すと考えられています。この2つを組み合わせることでより高い効果が期待されています。
実際の臨床試験においても、グラアルファ点眼群は0.4%リパスジル点眼群、0.1%ブリモニジン点眼群に対して優位な眼圧下降効果が認められました。また緑内障治療においては、単剤での効果が不十分であると気には多剤併用療法を行いますが、グラアルファ点眼群は0.4%リパスジル点眼及び0.1%ブリモニジン点眼併用群と同程度の効果が認められました。このことから、多剤併用療法されている患者様は点眼回数が減り、負担が軽減されることが期待されています。しかし、これまで緑内障治療薬であるグラナテック(リパスジル塩酸塩水和物液)でも報告されていたように、グラアルファにおいても点眼後の充血が確認されています。点眼後5~15分程度で目の赤さのピークを迎え、1~2時間程度で元に戻るとされているため、点眼法の指導をしっかり行う必要があると感じました。
今後も職員一同、日々新たな知識を修得しより良い医療が提供できるよう努めてまいります。ご協力頂いた興和株式会社の柴田様、鶴見様、北川様、誠にありがとうございました。(検査 城間)
投稿者:
2022.12.01更新
受付時間変更のお知らせ(糸満院・おもろまち駅前院)
令和5年1月より糸満院・おもろまち駅前院共に、
午前の受付は11時までとなります。
午後の受付は今まで通り16時までです。
ご理解・ご協力のほど、宜しくお願いいたします。
投稿者:
2022.12.01更新
硝子体内注射液 バビースモの説明会がありました
先日、中外製薬株式会社の大久保様より硝子体内用注射液(以下バビースモ)の説明会がありました。バビースモは今年の5月より中外製薬株式会社より販売されており、当院でも導入が検討されております。
正常な血管に置いては、血管安定化因子アンジオポエチンー1(Ang-1)は、ぺリサイト(周皮細胞)から産生され、血管内皮細胞に発現するTie-2受容体に結合して作用します。Ang-1はTie-2受容体に結合し、炎症、血管透過性亢進、血管新生を抑制するとともに、ぺリサイトの被覆を促し、血管安定化を維持・促進する事が知られております。一方、血管不安定化因子Ang-2は正常な血管では産生されませんが、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)や糖尿病黄斑浮腫(DME)等の病的な状態では産生され、Ang-1/Tie-2の結合を競合的に阻害し、炎症や血管の不安定化をもたらします。又、Ang-2とともに血管内皮増殖因子A(VEGF-A)が増加し、血管透過性亢進及び血管新生を促進します。VEGF-AはAng-2の分泌を促進し、Ang-2はVEGF-Aの感受性を亢進する事で互いに協調して血管不安定化の病態進展をもたらすと考えられています。
バビースモは、眼科領域初のヒト化バイスペシフィックIgG1抗体で、VEGF-Aと結合する抗VEGF-A FabとAng-2と結合する抗Ang-2 Fabが同一分子内に存在するため、1分子でVEGF-AとAng-2を同時に阻害します。その結果、血管新生及び血管透過性亢進を抑制し、血管の不安定化を是正するとともに、VEGF-AとAng-2の協調作用を抑制すると考えられます。臨床試験においてもアフリベルセプトを対照とした比較試験において。バビースモ投与群は本剤6.0mgを導入期として4週ごとに4回投与し、その後維持期においては20週時・24週時の疾患活動性評価に基づき本剤6.0mgを60週まで8週、12週もしくは16週ごとに投与し、アフリベルセプト投与群は4週ごとに3回投与し、その後8週ごとに投与した結果、バビースモ投与群はアフリベルセプト投与群に対しての非劣勢が証明されました。このことからバビースモは維持期においては、アフリベルセプト群よりも少ない投与回数でも同等の効果が得られる、つまり患者さんへの負担が減る事が期待されたいます。
今後も職員一同、日々新たな知識を修得しより良い医療が提供できるよう努めてまいります。ご協力頂いた中外製薬株式会社の大久保様、誠にありがとうございました。 (検査 城間)
投稿者:
2022.11.30更新
『急を要する視力障害 Up to date -視神経脊髄炎を中心に-』オンラインセミナーが行われました
2022年11月18日(金)にZoomにて、『急を要する視力障害 Up to date -視神経脊髄炎を中心に-』と題したセミナーが開催されました。
県内外からたくさんのDrやスタッフが参加されていました。
座長は当院安里眼科総院長『安里 良先生』、演者は大浜第一病院脳神経内科部長『城本 高志先生』。
内容は、急を急を要する視力障害である視神経脊髄炎(NMOSD)を中心に網膜中心動脈閉塞症(CRAO)や一過性黒内障(一過性脳虚血発作)の症状・対応・治療方法をわかりやすく過去のデータを交えながらお話していただきました。
特に、視神経脊髄炎(NMOSD)について知らないことが多く、
・日本人の約4000人。女性が8~9割を占めている。
・乳児から高齢者まで幅広い年齢層で発症。
・慢性的な進行ではないので再発を防ぐことが重要。
・体感の疼痛、『失明』、筋痙攣などが後遺症で多い。
上記のようなことを知れてとても勉強になりました。もし視神経炎があった場合、視神経脊髄炎(NMOSD)も視野に入れて丁寧かつ迅速な対応をしなければいけないと深く感じました。
目は脳の一部。改めて眼科と脳神経内科・外科は切っても切れない関係にあるのだと思いました。
これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。
今回、このような素晴らしいオンラインセミナーを開催してくださった中外製薬担当の大久保様、誠にありがとうございました。(検査 高木)
投稿者:
2022.11.20更新
豚眼を用いた白内障ウェットラボ(白内障手術実習)を行いました
2022年11月17日(木)におもろまち駅前院4階の会議室にて、豚眼を用いた白内障ウェットラボ(白内障手術実習)を行いました。
例年通り、今年も各部署から多くの新人スタッフが参加し、総院長(安里 良)の指導下で行われました。
顕微鏡下で、手技の難しさや立体的な空間のとらえ方、フェイコハンドピース使用時の手と足の連動、眼内レンズ挿入・セッティング・レンズ挙動の確認など体感する事ができました。手術の動画は何回も見て勉強していましたが、イメージと全く違いとても勉強になりました。
これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。
ご協力頂きました興和株式会社の、柴田 隆太様、鶴見 和磨様、北川 泰啓様、貴重な体験をご提供して頂き職員一同大変感謝しております。
長時間、お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。(検査 高木)
投稿者:
2022.10.22更新
第76回 日本臨床眼科学会に参加してきました。
第76回 日本臨床眼科学会が東京国際フォーラムで10/13(木)~16(日)開催され理事長 総院長 検査スタッフ2名の計4人で参加してきました。
会場では全国から眼科医・医学部学生や眼科スタッフ等多くの参加者検温・アルコール消毒を徹底しwithコロナの学会運営が行われていました。
また3日目には、当院にも定期的にいらしてもらっている京都府立医科大学の寺尾信宏先生も御登壇され、脈絡膜の肥厚するパキコロイド関連疾患をOCTを活用し、多角的な画像所見と病態理解について解説されました。
最終日の16日には、コロナ禍での糖尿病網膜症患者診療の現状のお話しもあり、新型コロナの影響で、患者様の医療機関への受診が消極的になってしまい、また外出自粛の影響で運動療法や食事療法が困難となり、通院間隔の延期により、視力低下や網膜症の憎悪が認められるケースが報告されました。
同会場で行われていた併設器械展示会では、多くの企業が参加し、最新の検査機器に触れることができ、当院でも新し良い器械を積極的にとりいれ、患者様への負担を減らし、かつ正確な検査結果を出せるようにしていきます。
今回の学会に参加させて頂き、他の病院での取り組みや学んだ事を、他のスタッフと共有し、常にスタッフ全員のスキルアップに繋げて、患者様に寄り添える病院つくりをしていきたいです。(検査 小波津)
投稿者:
2022.09.04更新
TECNIS Synergy IOL の説明会が開かれました
先日、令和4年9月1日にTECNIS Synergy IOL(以下シナジー) の説明会が開かれました。
シナジーはエイエムオー・ジャパン株式会社より去年から発売されており、当院でも導入が決定しています。初めての連続焦点型多焦点眼内レンズであるシナジーは2焦点でも3焦点でもなく、これまで発売されていたTECNIS Multifocal(以下マルチフォーカル)とTECNIS Symfony (以下シンフォニー)の回折テクノロジーを融合し、遠方から手元まで視力の落ち込みが少なく、暗所においても高い視機能を提供できるとされています。
また、シナジーには眼全体の色収差を補正し、シャープな光のフォーカスを実現する事で、遠・中・近のコントスト感度を向上させています。
更に、紫色光カットフィルターによりLED光源に多く含まれる短波長(紫色光)をフィルタリングすることで、コントラスト感度の向上や光視症の低減に寄与する機能もあるそうです。
今後も職員一同、日々新たな知識を修得しより良い医療が提供できるように努めてまいります。このような会を開催して頂いたエイエムオー・ジャパン株式会社の菊池様、國方様、誠にありがとうございました。(担当 城間)
投稿者:
2022.08.30更新
土曜日の診療について(おもろまち駅前院)
令和4年10月より、おもろまち駅前院土曜日の午後は休診となります。
最終受付は11時までとなります。
ご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します。
投稿者:
ARTICLE
SEARCH
ARCHIVE
- 2024年4月 (2)
- 2024年3月 (6)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (2)
- 2023年12月 (5)
- 2023年11月 (3)
- 2023年10月 (5)
- 2023年9月 (4)
- 2023年8月 (2)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (3)
- 2023年4月 (5)
- 2023年3月 (2)
- 2023年2月 (4)
- 2023年1月 (4)
- 2022年12月 (4)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (2)
- 2022年7月 (4)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (1)
- 2022年3月 (3)
- 2022年2月 (3)
- 2022年1月 (1)
- 2021年12月 (4)
- 2021年11月 (3)
- 2021年10月 (2)
- 2021年9月 (1)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (1)
- 2021年6月 (2)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (4)
- 2021年1月 (4)
- 2020年12月 (5)
- 2020年11月 (2)
- 2020年10月 (2)
- 2020年9月 (1)
- 2020年8月 (3)
- 2020年6月 (1)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (4)
- 2020年3月 (1)
- 2020年2月 (3)
- 2020年1月 (6)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (10)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (4)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (5)
- 2019年3月 (2)
- 2019年2月 (5)
- 2019年1月 (7)
- 2018年12月 (3)
- 2018年11月 (5)
- 2018年10月 (6)
- 2018年9月 (9)
- 2018年7月 (7)
- 2018年6月 (10)
- 2018年5月 (7)
- 2018年4月 (5)
- 2018年3月 (4)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (3)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (5)
- 2017年10月 (6)
- 2017年9月 (5)
- 2017年8月 (4)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (1)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (5)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (3)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (5)
- 2016年9月 (3)
- 2016年8月 (1)
- 2016年7月 (2)
- 2016年6月 (2)
- 2016年5月 (4)
- 2016年4月 (1)
- 2016年3月 (3)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (1)
- 2015年11月 (1)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (2)
- 2015年8月 (3)
- 2015年7月 (3)
- 2015年6月 (1)
- 2015年3月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年4月 (1)
- 2014年3月 (2)
- 2014年1月 (2)
- 2013年11月 (1)
- 2013年10月 (3)
- 2013年8月 (3)
- 2012年11月 (1)
- 2012年8月 (2)
- 2012年4月 (4)