2022.08.30更新
土曜日の診療について(おもろまち駅前院)
令和4年10月より、おもろまち駅前院土曜日の午後は休診となります。
最終受付は11時までとなります。
ご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します。
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2022.08.28更新
世界初の5焦点眼内レンズ『Intensity(インテンシティ)』を導入致しました
インテンシティの大きな特徴
当院の多焦点眼内レンズは、回折型の2焦点・3焦点・分節屈折型、深度拡張型レンズ等などを取り扱っておりますが、この度イスラエルのHanita社製、世界初の5焦点を有する多焦点眼内レンズ、インテンシティを導入致しました。このレンズは保険診療、選定療養外の自由診療(自費)での取り扱いとなります。このレンズの最大の特徴は5つの焦点(焦点距離40cm・60cm・80cm・133cm・5m⇒無限遠)を持ち日常のあらゆる活動をカバーできるようになったことです。これまでのレンズでは調節が困難であった遠方~中間、中間~近方の距離にも焦点を調節することができ、且つ、乱視矯正機能も備わっている優れたレンズです。
光効率の最適化による新世代多焦点眼内レンズであり、光エネルギーのロスが6.5%と他の眼内レンズと比較しても少なく、効率よく眼内に光を取り入れることができるようになりました。さらに瞳孔径に応じて最適配分されるように作られています。
また、他の回折型3焦点眼内レンズと比較してもハロー(光がにじんで広がる)、グレア(光の散乱まぶしさ)が軽減され、夜間の運転や外出が多い患者様にも支障が少ないと考えられます。
以上の特徴から、白内障手術後の患者さんの日常のあらゆる活動をカバーできるようになり、眼鏡の装用頻度を他の多焦点眼内レンズに比べて減らすことができると期待されています。ただ、単焦点眼内レンズより、それぞれの距離についての見え方の質が若干低下するのがデメリットとなりますが、大半の方は日常生活において強い支障がでることは少なく、眼鏡をかける頻度を減らせるという利便性を求める方に適したレンズと言えます。ただし、このレンズは日本で認可されておらず自由診療で高額となること、また多焦点レンズ特有のデメリット(合わない可能性、光の見え方の不具合、コントラスト感度低下など)は存在しますので、皆様の生活スタイルや視覚の要求度などにより最適の眼内レンズをご提案できればと考えています。ご希望の方は医師、スタッフまでお気軽にご相談下さい。
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