2023.10.31更新
「レバミピド懸濁性点眼液2%」製品説明会がありました(糸満院にて)
令和5年10月31日、糸満院にて参天製薬株式会社様の製品説明会がありました。
説明会の中では、「レバミピド懸濁性点眼液2%」「ジクアスLX点眼液3%」を主に説明頂きました。
特に印象に残った説明は、ドライアイに伴うSPK(点状表層角膜炎)に対しては、ジクアスもしくはレバミピドが有効である。
角膜びらん対しては傷が出来た時にでてくるフィブロネクチンと結合して細胞の接着が増し、自然治癒よりは早く伸展を促進するため、ヒアルロン酸が有効である事など、説明して頂きました。
また、「レバミピド懸濁性点眼液2%」を使用する際に注意することで、「苦味」「薬の成分が白く残る事」「一時的に目がかすむ」など、説明者の田中様自身が使用してみて、時間差で苦みが来ることなどの感想も聞けました。使用する際は、涙嚢部を押さえて点眼すると苦みを軽減できるなど、対策法もあるので、業務中に患者様から説明を求められる場面は以上の点を踏まえた上で今後説明していきたいと思います。
今回、グラフや角膜欠損部の模式図などを用いて、とても分かりやすく説明頂いた参天製薬株式会社ご担当の田中様、誠にありがとうございました。
(検査 比嘉、受付 外間)
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2023.10.22更新
中近・近々レンズについての勉強会が開催されました
先日、セイコーオプティカルプロダクツ株式会社の吉里様より中近・近々レンズについての勉強会が開催されました。
眼鏡のレンズは大きく分けて単焦点レンズ(近視、遠視、乱視、老眼など)と累進焦点レンズ(遠近、中近、近々)、二重焦点レンズに分けられます。
遠近両用レンズの特徴としては遠方~近方まで連続的に明視できるため、日常生活(車の運転、外出など)での使用に優れています。ただ、レンズの周辺部に収差部分(ボケ)を生じるため、慣れるのに時間がかかる方がいらっしゃいます。また、明視幅が単焦点レンズと比べて狭いため、特に近方作業時に長時間使うと疲労感を感じる、見え方に物足りなさを感じる方もいらっしゃいます。
中近レンズの特徴としては中間~近方まで広い視野を確保できるため、室内での作業(会議室、家事など)に向いています。また、遠近両用レンズと比べて揺れや歪みは少ないため、遠近両用レンズが合わなかった方でも、中近レンズは問題ないという方もいらっしゃいます。ですが、中近レンズでは運転や屋外での作業、スポーツはできません。運転免許の更新が行える視力があっても、遠方が見える範囲が遠近両用レンズと異なるためです。
近々レンズは近用部の視野が広く、近用単焦点レンズと比べて奥行き感があるのが特徴です。そのため、デスクワーク時に向いていますが、歩行時や2,3m以上遠くを見るときには外す必要があります。
今後も患者様のご要望やライフスタイルに適した眼鏡を提供できるよう、検査スタッフ一同取り組んでまいります。
この度は、このような素晴らしい勉強会を開催していただいたセイコーオプティカルプロダクツ株式会社の吉里様、勉強会開催に尽力していただいたクリスタルビジョンの中川様、誠にありがとうございました。 (検査 城間)
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2023.10.16更新
豚眼を用いて白内障手術実習を行いました。
2023年10月12日(木)におもろまち駅前院4階会議室にて、豚眼を用いた白内障手術実習を行いました。
今年も各部署から多くの新人スタッフが参加し、安里 良先生の指導下で行われました。
実際の白内障手術を想定した実習では、実際に手術で使用されているスリットナイフ(角膜切開・経結膜切開)・CCC:Continuous Circular Capsulorhexis(水晶体前嚢切開で使用)・フェイコハンドピース(超音波で水晶体を粉砕して吸引する機器)・粘弾性物質(眼内組織の保護クッション)等を用いて、顕微鏡下での物体と器具の遠近感、眼内レンズの挿入、レンズセッティング、レンズ挿入時の挙動の確認などを体感することができました。本や映像で見るのと、実際に機材に触れるとでは全く異なり、とても高度な手術だと知り大変勉強になりました。
これからも日々進化する医療の最新知識を習得し、来院される患者様に安全で安心できる医療の提供が出来るよう努めてまいります。
ご協力いただきました興和株式会社の、戸井田 匠様、川口 武様、貴重な体験をご提供して頂き、職員一同大変感謝しております。
長い時間お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。(検査 荷川取)
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2023.10.14更新
第77回日本臨床眼科学会に参加されました
2023年10/06(金)〜10/09(月)にかけて東京都の東京国際フォーラムにて第77回日本臨床眼科学会が開催され、当院より安里 良盛先生が参加されました。
当院では、毎年国内外主要な学会には参加し、最新の情報を取得するよう心掛けています。
今回の日本臨床眼科学会でも、当院に定期的にいらしていただいている京都府立医科大学の寺尾 信宏先生やたくさんDrにお会いでき交流できたとのことでした。
来年、2024年の開催地は京都府の国立京都国際会館 ザ・プリンス京都宝ヶ池になります。
これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。(検査 高木)
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2023.10.14更新
ZEISS CALLISTO®のトーリックデータ画像をNGENUITY® 3Dビジュアルシステムに載せるデモを行いました
2023年09月28日(木)おもろまち駅前院手術日にカールツァイスメディテック株式会社のCALLISTO®のトーリック(ICL)データ画像を日本アルコン株式会社のNGENUITY® 3Dビジュアルシステムに載せるデモが行われました。
以前、2023年07月31日(木)にNGENUITY® 3Dビジュアルシステム単体のデモを行いましたが、その際はノントーリックでした。
カールツァイスメディテック株式会社のCALLISTO®の画像を日本アルコン株式会社のNGENUITY® 3Dビジュアルシステムに載せるという初の試みになりました。
CALLISTO®の画像をNGENUITY® 3Dビジュアルシステムに載せることが可能であることがわかっただけでも大変勉強になりました。(検査 高木)
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