2024.04.02更新
オルソケラトロジー講習会が行われました
2024年03月28日(木)おもろまち駅前院6階会議室にて、オルソケラトロジー講習会が行われました。
検査部以外の他の部署のスタッフもたくさん参加されていました。
「そもそもオルソケラトロジーとはなに?」という疑問があると思いますが、オルソケラトロジーとは特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズを夜間装用することで角膜形状を平坦化させ、裸眼視力を一定期間向上させるものです。
ただし、「一定期間向上」なので毎日夜間に特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズを装用することによって安定性が保たれるというものになります。
1週間も外してしまうと、もとに戻ってしまいます。
オルソケラトロジーには2つの効果があるとされています。
・裸眼視力の一定期間向上
・眼軸伸長抑制(近視進行抑制)
「裸眼視力の一定期間向上」
スポーツをやっているお子様、格闘技やサッカー、バスケットボールなどの激しいスポーツや水泳、スキューバダイビングなどの水中で行うスポーツにも有効です。
レーシックやICLなどの外科的手術にリスクを感じている方にもオススメです。
「眼軸伸長抑制(近視進行抑制)」
近視進行抑制効果については国内外で研究が進められています。
また、学会等でも有効性が発表されておりこれからに期待が高まっています。
検査部スタッフ以外のスタッフでもオルソケラトロジーに関して知っておくのは非常に良いことだなと感じました。
もちろん検査部スタッフも再認識や日頃対応している中での疑問点を質問させていただいたりと非常に有意義な時間になりました。
これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。
今回、このような素晴らしい講習会を開催してくださった株式会社メニコン オルソK営業部の志水 勇治様、清水 俊貴様、桑原 大輔様、誠にありがとうございました。(検査 高木)
当院では、オルソケラトロジー治療を行なっております。
ご興味のある方は、お問い合わせください。
当院、オルソケラトロジーページはこちら
https://asatoganka.or.jp/general/#about119
投稿者:
2024.04.01更新
参天製薬様より新製品アイリーア8mg硝子体注射液114.3mg/mLの紹介をしていただきました。
当院では網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)・網膜中心静脈閉塞症(CRVO)・糖尿病黄斑浮腫(DME)・中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)の疾患の方に対応して硝子体注射を使用しています。
今回、3月21日おもろまち駅前院、3月26日糸満院にて、DMEとnAMDの疾患適応にて新製品のアイリーア8mg硝子体注射液114.3mg/mLの紹介をしていただきました。
現行のアイリーア注射液[濃度40mg/mL(2mg)投与量0.05mL]と比べ、約4倍の高濃度(14.3mg/mL)のアフリベルセプト(遺伝子組換え)を含み、より高容量(0.07mL)で硝子体内投与を行う製剤です。
【現行】アイリーア注射液
・中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)
アフリベルセプト(遺伝子組換え)2mg(0.05mL)を1ヶ月ごとに1回、連続3回(導入期)硝子体内投与する。その後持続期においては、通常、2ヶ月に1回、硝子体内投与する。
※なお、症状により投与間隔を適宜調節するが、1ヶ月以上あける。
・糖尿病黄斑浮腫(DME)
アフリベルセプト(遺伝子組換え)2mg(0.05mL)を1ヶ月ごとに1回、連続5回硝子体内投与する。その後は、通常2ヶ月ごとに1回硝子体内投与する。
※なお、症状により投与期間を適宜調節するが、1ヶ月以上あける。
【新製剤】アイリーア8mg硝子体注射液
・糖尿病黄斑浮腫(DME)と中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)
アフリベルセプト(遺伝子組換え)2mg(0.07mL)を4週ごとに1回、通常、連続3回(導入期)硝子体内投与するが、症状により投与回数を適宜減じる。その後の維持期に置いては、
通常、16週ごとに1回、硝子体内投与する。※なお、症状により投与間隔を適宜調節するが、8週以上あける。
このように新製剤アイリーア注射液の投与間隔が、維持期において、現行のものより、かなり延長された製品になっていることがわかりました。これにより、患者様への負担軽減による治療継続や
今後の黄斑疾患治療において、病態を持続してコントロールし、長期的に視力低下を防ぐことができることを治療目標として用いることができるのではないかと思っています。
今回、参天製薬株式会社 田中様、新製剤アイリーア8mg硝子体注射液の紹介をわかりやすく説明していただき誠にありがとうございました。
(受付 荷川取)
投稿者:
ARTICLE
SEARCH
ARCHIVE
- 2024年11月 (3)
- 2024年10月 (2)
- 2024年9月 (5)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (3)
- 2024年5月 (2)
- 2024年4月 (2)
- 2024年3月 (6)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (2)
- 2023年12月 (5)
- 2023年11月 (3)
- 2023年10月 (5)
- 2023年9月 (4)
- 2023年8月 (2)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (3)
- 2023年4月 (5)
- 2023年3月 (2)
- 2023年2月 (4)
- 2023年1月 (4)
- 2022年12月 (4)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (2)
- 2022年7月 (4)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (1)
- 2022年3月 (3)
- 2022年2月 (3)
- 2022年1月 (1)
- 2021年12月 (4)
- 2021年11月 (3)
- 2021年10月 (2)
- 2021年9月 (1)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (1)
- 2021年6月 (2)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (4)
- 2021年1月 (4)
- 2020年12月 (5)
- 2020年11月 (2)
- 2020年10月 (2)
- 2020年9月 (1)
- 2020年8月 (3)
- 2020年6月 (1)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (4)
- 2020年3月 (1)
- 2020年2月 (3)
- 2020年1月 (6)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (10)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (4)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (5)
- 2019年3月 (2)
- 2019年2月 (5)
- 2019年1月 (7)
- 2018年12月 (3)
- 2018年11月 (5)
- 2018年10月 (6)
- 2018年9月 (9)
- 2018年7月 (7)
- 2018年6月 (10)
- 2018年5月 (7)
- 2018年4月 (5)
- 2018年3月 (4)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (3)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (5)
- 2017年10月 (6)
- 2017年9月 (5)
- 2017年8月 (4)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (1)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (5)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (3)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (5)
- 2016年9月 (3)
- 2016年8月 (1)
- 2016年7月 (2)
- 2016年6月 (2)
- 2016年5月 (4)
- 2016年4月 (1)
- 2016年3月 (3)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (1)
- 2015年11月 (1)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (2)
- 2015年8月 (3)
- 2015年7月 (3)
- 2015年6月 (1)
- 2015年3月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年4月 (1)
- 2014年3月 (2)
- 2014年1月 (2)
- 2013年11月 (1)
- 2013年10月 (3)
- 2013年8月 (3)
- 2012年11月 (1)
- 2012年8月 (2)
- 2012年4月 (4)