特殊なレーザーで近視の治療をする手術です。手術時間は片眼約10分で、現在では眼鏡やコンタクトレンズで不便を感じている多くの方が受けられています。
手術前の度数(近視の度合い)や年齢によって、(老眼年齢42才以上)の場合、レーシックで近視の治療を行うと、術直後から近くの見えにくさを感じることもあります。術後視力の違いもありますが、多くの方が手術を受けられた後、1.0以上の視力を得ています。LASIKは手術ですから、誰でも受けられるわけではありません。適応条件もあります。当院では老視矯正のレーシックは施行しておりません。45才以上の方は近視の程度にもよりますが、術直後より老眼となり読書やスマートフォン、長時間のパソコン等に眼鏡が必要となります。快適な裸眼視力を得るために手術を希望される方がほとんどですが、そのメリットを得る事できなくなります。レーシックがご自身のライフスタイルに適した手術であるかをお考え下さい。また、その年齢になると最近見づらくなった、仕事の能率がさがって疲れやすくなったのでレーシックを希望される方もいらっしゃいますが、眼鏡コンタクトレンズが適正度数でない、ドライアイ等が関与することもあります。
まずはお気軽にご相談下さい。
日本眼科学会で定められたガイドラインで実施が禁忌とされるもの
① 円錐角膜
② 活動性の外眼部炎症
③ 白内障(核性近視)
④ ぶどう膜炎や強膜炎に伴う活動性の内眼部炎症
⑤ 重症の糖尿病や重症のアトピー性疾患など,創傷治癒に影響を与える可能性の高い全身性あるいは免疫不全疾患
⑥ 妊娠中または授乳中の女性
となっております。当院もガイドラインに準じて適応検査時に確認致します。
該当される方は、事前にご相談下さい。
尚、適応検査の際には眼底検査を行うため、散瞳(瞳を拡げる)剤を使用します。
眩しく、見づらい状態が4時間程度続きますのでお車の運転ができません。公共交通機関を利用されるか、運転が代行可能な方とご来院下さい。