2020.06.10更新
当院でコロナ対策として稼働させている噴霧器について
当院でコロナ対策の一環として今年5月から導入しているドライミスト「Air Force」ですが、今回6月からさらに大型タイプを追加で、糸満院とおもまち駅前院の待合室に設置しております。
ネットやニュースなどで次亜塩素酸が話題になっていたので、担当のメーカーさんをお呼びして、改めて今回当院で採用しているニュースマイルウォーターについて伺いました。
『次亜塩素酸の特性でPHによって形態が異なり、PHが1に近すぎると殺菌力も低く酸性度が高すぎるため塩素ガスを発生してしまうこともあり(現在ニュースで話題になっている次亜塩素酸はこちらに該当する)、アルカリ性だと遅効性の次亜塩素イオンとなり殺菌力も下がってしまう。しかし、弱酸性だと殺菌力も高く、有毒な塩素ガスも発生させることもないため安全性が高い。当院で採用しているニュースマイルウォーターは、弱酸性次亜塩素酸精製水で、話題になっている次亜塩素酸とはPHが異なるため塩素ガスも発生させることもなく、殺菌力は高く安全性も保障されており、アルコールでの殺菌が難しいインフルエンザやノロウイルスなど、ほとんどの菌やウィルスに有効である。除菌力は漂白剤などの約80倍と強力で、以前から沖縄県内のいくつかの医療機関、保育園、介護施設にも設置されているが、ニュースで話題になった肺に及ぼす影響など、安全性の面で問題が起こったという報告はない』とのことでした。(担当 玉城)
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2020.05.13更新
空間除菌で効果的なコロナ対策
コロナ対策の一環として空間除菌機能のあるドライミスト「Air Force」を当院でも、5/13から導入しております。スマイルウォーター=「弱酸性次亜塩素酸精製水」とは、人間の体内で殺菌のために作られている成分に近い、環境やお肌にも優しい弱酸性の除菌・消臭水です。除菌、消臭効果のある水性二酸化塩素という液体を5ミクロン以下のドライミストにして広範囲に噴霧する事で、空間に浮遊しているチリ、ホコリに付着した菌やウイルス、花粉を不活性化させる効果があります。有機物に触れると除菌した後ただの水に戻り、手袋やマスクなしで利用できる安心感が特徴です。水性二酸化塩素はカビ、ウイルス、真菌に対して有効で、果物・食肉の加工食品・飲料水の殺菌洗浄などにも使用されています。現在コロナ対策で良く使用される次亜塩素酸系に比べて、除菌力は7倍以上、消臭力は2.63倍、反応スピードが約3倍の効果があるとされています。スマイルウォーターの原液は約500ppmで、噴霧で使用する場合は10倍希釈の50ppmで使用します。沖縄県内の病院・歯科をはじめ老健施設や保育園、その他の食品を扱う工場や店舗でも使用されています。コロナ対策もしながらインフルエンザウイルス、ノロウイルスの対策にもなるのでスタッフも喜んでいます。(担当 玉城)
玉城)
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2020.04.21更新
来院予定の患者様へのお願い
来院予定の患者様へのお願い
1. 37.5度以上の発熱がある方、体調不良の方
2. 咳症状があるか、または体調がすぐれない方
3. 来院の14日以内に県外、国外へ行かれた方
4. 新型コロナウイルス感染または感染疑いの人と接触があった方
以上に該当する方は来院をお控えいただくか、お電話で確認お願いします。
また、新型コロナウイルスの初期症状として結膜炎を発症する事があります。結膜炎の症状のある方は来院時に受付まで声掛けをお願いします。
安里眼科糸満院 TEL 098-994-1882
安里眼科おもろまち駅前院 TEL 098-868-1882
(担当 安里)
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2020.04.08更新
特殊外来についてのお知らせ(おもろまち駅前院)
今月の嘉鳥信忠先生の診察・手術は新型コロナウイルスの影響により来沖出来なくなったため、延期とさせて頂きます。
来月(5月)以降の予定も現在のところ未定となっております。今後も外来および手術が延期になる可能性があります。
大変申し訳ございませんが、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。
(担当 國吉)
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2020.04.06更新
当院での新型コロナウイルス感染症対策について
当院での新型コロナウイルス感染症対策について
1. スタッフのマスク及び保護眼鏡(ゴーグル)の着用
2. スタッフの手指消毒の徹底
3. スタッフの毎日の検温
4. スタッフ間によるコロナウイルスについての情報共有
5. 診察室、検査室、待合室、各所ドアノブ等のアルコール消毒の徹底
6. 診察室での医師によるガウンおよび手袋、フェイスシールドの着用
7. 院内換気及び弱酸性次亜塩素酸精製水噴霧
8. 待合室での来院者間スペースの拡大
9. 来院者受付時に体調不良、渡航歴(国内および国外含め)等の確認
10.来院者へのマスク着用のおよび体調不良の場合の申し出依頼
沖縄県による警戒レベル2以上(流行期、まん延期、非常事態)となった場合
コンタクトレンズを初めて合わせる方(未経験者)への検査及
び処方は、感染拡大予防の為、受付を中止致します。
検査スタッフがレンズの着脱やご本人と練習、コンタクトレンズ
のケア、プラン説明等、至近距離での会話及び眼の周辺接触
が多いことから当面は中止とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、ご理解頂けますよう
お願い申し上げます。
尚、経験者の方への検査及び処方は 通常どおり行って
おります。
(担当 安里)
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2020.03.13更新
エピペン講習会を受講しました
去る3月10日と12日に、糸満院とおもろまち駅前院にてエピペン講習会が開催され、医師および看護師が受講しました。原因となるものを食べる、触る、吸い込む、注入されることにより起こるアレルギー反応が、突然極めて短い時間で全身に現れる状態をアナフィラキシーといいます。その中でも、血圧の低下や意識障害などのショック状態に陥ることをアナフィラキシーショックと呼び、すぐに対応しないと生命の危険を伴うこともあります。重度の場合、速やかにアドレナリン自己注射薬を用います。当院でも、蛍光眼底造影検査および抗生剤点滴および内服でいつでも起こりうる状況にあるため、その対応や知識もしっかりと持っていなければなりません。今回の講習会を受講して、改めてアナフィラキシーショックの怖さを再認識させられました。当院はアドレナリン自己注射薬のエピペンを常備しております。(担当 安里)
※エピペン:アドレナリンの薬液と注射針が内臓されたキットです。心臓の機能を高めて血圧を上昇させたり、気道を広げたりしてショック症状を改善する効果があります。
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2020.02.26更新
2020年2月26日 琉球新報ドクターのゆんたくひんたくに安里 良先生の記事が掲載されました
眼底検査は、目の病気を発見するために必要な検査です。眼底を診察すると、網膜の状態、目の中の血管や神経の状態などを見て、さまざまな病気を見つけることができます。
眼底検査で観察できる網膜の血管は、人体で唯一、直接目で見ることのできる血管で、血管の状態から高血圧や糖尿病、動脈硬化の程度などを知ることもできます。
眼底検査は、瞳孔(目の真ん中の黒い部分)からのぞいて行います。瞳孔は光が当たると小さくなり、観察できる範囲が狭くなります。通常、人間ドックや健診では、瞳孔を開かない無散瞳(さんどう)カメラで撮りますが、瞳孔が小さくなって狭い範囲しか撮影できず、網膜の病変が隅の方にある場合は見つかりません。その狭い範囲内で見つかった異常を指摘され、詳しい検査をするために眼科を受診する方がほとんどです。
眼底をより詳しく、網膜を隅々まで観察するためには、検査用の目薬を使って瞳孔を大きく開いて散瞳検査を行います。検査用の目薬を差すと30分前後で瞳孔が開き、元の状態に戻るまで、個人差はありますが約4~6時間かかります。散瞳検査をすると、光がまぶしく感じ、ピントが合わない状態になります。
車の運転が難しくなるため、ご家族に送迎をお願いするか、公共交通機関で来ていただくことになり、ご不便をおかけしてしまいます。
しかし近年、眼科に革命をもたらしたと言っても過言ではない、超広角眼底カメラが登場しました。従来の眼底カメラの画角が45度だったのに対し、超広角眼底カメラは200度で写すことができ、眼底の約80%を瞬時に、しかも無散瞳で撮影可能となりました。
もちろん、それで異常が見つかれば散瞳検査を行う必要がありますが、明らかにその頻度は昔に比べて減ったと感じます。特にお子さんの場合、散瞳するとまぶしがって診察しにくいことが多く、この超広角眼底カメラはスクリーニングにはとても有用だと考えられます。
(安里 良、安里眼科おもろまち駅前 眼科)
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2020.02.25更新
2月13日(木)参天製薬ヒューマンエラーと医療事故について勉強会
2月13日(木)
参天製薬 伊崎さんによる
・ヒューマンエラーと医療事故・・・人はなぜ失敗するのか
・点眼薬についての勉強会に参加しました。
ヒューマンエラーを起こさない為にも日頃からダブルチェックが行われています。しかし、ダブルチェックをしていてもミスは起こります。
「相手が確認しているから大丈夫だろう」との考えで見ていても気づかなかった。気づけなかった。「誰かが確認しているから」との気持ちがある為に、ダブルチェックをしていても間違ってしまう場合もあります。
別々にチェックをするのでは無く、一緒に確認をする事が大切です。また、指差呼称(ゆびさしこしょう)の方法が何もしないで確認するよりミスをする確率が減ります。
失敗を少なくする対策
・指差呼称
・確認会話
・ダブルチェック
・指差呼称
確認対象を指で差すと同時に、確認対象の名前を声に出して唱えます。
・確認会話
相手の言ったことをオウム返しに繰り返すのではなく、別の表現で言い直したり、その結果として起こる事を相手に返したりする。
・ダブルチェック
2人で読み合わせを実施する。1人が読上げて、もう1人がチェックして「よし」と声を出して確認する。
点眼薬について。
ジクアス・・・涙の量が減少・ムチン分泌促進
↳刺激感(表面にキズがあるとしみる。)※2週間から1ヶ月頃で良くなる。
メヤニ・・・メヤニは眼の表面がキレイになっている
(透明ゼリー状のメヤニは大丈夫!!)※色付きメヤニは感染注意!!
1ヶ月以上症状が続くようなら先生に相談しましょう。
ムコスタ・・・粘膜に効く。
アレルギー性結膜炎治療
従来のアレジオン1日4回⇒
新 アレジオンLX 1日2回(濃度が2倍)
アレジオンLXは、防腐剤ナシ!!
コンタクトレンズの上からでも点眼が可能性。
眼のかゆみの発生を抑えるもの
1日1回(夜)点眼するのを忘れた事に気づいたら⇒その日の夜から点眼しましょう。
点眼薬の種類が多く高齢な方は1番効かせたい薬剤は先に入れた方が良い。
☆服薬指導をこまめにしていく。必要なら点眼の仕方を見て確認する。
ダブルチェックは基本的な事ですが、指差呼称・確認会話・オウム返で答えるのではなく言葉を変えて伝えるのもヒューマンエラーを防げる方法だと知りました。
ミスを無くすのは難しくても一人一人が意識をしていったら医療事故を防げる1番の方法だと改めて感じました。
また、点眼方法も言葉だけで伝えるのではなく、実際に点眼している所を確認してあげる事も患者さんにとっても伝わりやすい事だと思いました。
本日の勉強会は、知っているようでも分かってなかった所まで知る事のできる有意義な勉強会でした。
ありがとうございました。
(担当 賀数)
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