2019.06.30更新
第34回JSCRS (日本白内障屈折矯正手術学会) 学術総会 へ参加してきました
今年の第34回JSCRS (日本白内障屈折矯正手術学会) 学術総会が、京都のみやこめっせという会場で3日間開催されました。今回は、総院長と副院長、スタッフ3人で参加してきました。
講演の中には、近年多様化している眼内レンズの選択について、患者様の生活に適したレンズ選択のために、他院の取り組み・説明の仕方などを学べとても勉強になりました。また、高齢の方は高音が聞き取りにくい場合が多く、対策として低く大きく声掛けをすることなど、ご高齢の方や認知症の方への対応の仕方も学びました。
機械展示場では、距離を調整できる持ち運び可能なタブレット型の視力及びコントラスト検査などの最新の検査機器、手術機器など多数体験することができました。両眼視機能検査、眼位や眼球運動、両眼開放での瞳孔の大きさを一台で検査できるJFCのアイナックも、お子さんでも興味をもって検査できる機器だと思いました。
現在総院長が行っているi-Stentについての講演もあり、低侵襲の緑内障手術を白内障手術の際に同時にする事で緑内障薬剤を減らせることが可能となりました。適応があれば勧めてはどうか。適応時期についてもお話がありました。
手術後の合併症の発生率も展示され、安全な手術であると言われている白内障に関してもゼロではないことを再認識しました。
レーザーによる最新の水晶体前囊切開装置カプスレーザーの展示ブースに立ち寄り説明を受けました
当院は最新の技術・機械を国内外の学会等で情報を取り入れて対応しており、日々勉強だなと改めて感じました。今回勉強したことを皆で共有し、少しでも患者様の為に活かしていけたらと思います。
(担当 平安)
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2019.06.26更新
総院長が、南部地区医師会学術・生涯教育講演会で発表されました
南部地区医師会館にて、総院長が南部地区医師会学術・生涯教育講演会で、『これだけは知っておきたい眼科疾患』という題で発表されました。
また、『日常以診療で遭遇する皮膚科疾患』の題で、豊見城中央病院・皮膚科の安里豊先生が、『抗ヒスタミン剤の適正使用について考える~当院での取り組みを中心に~』の題で、耳鼻咽喉科かおる医院の新垣香多先生もご発表されました。良先生は、眼科医の立場で緑内障点眼加療中の患者さんへの薬物併用の注意点や、手術前の血糖コントロールの必要性についてわかりやすく説明しておりました。
普段なかなか思っていても聞けない他科の先生方の活発な質疑応答もあり有意義な時間となりました。(担当 末吉)
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2019.06.25更新
本日参天製薬主催Webカンファレンスがありました
参天製薬Web講演会 「レンティスコンフォートの実力」が糸満院にて行われました。先行して当院で対応しているレンズで、当院の総院長も学会で発表されたレンズということもあり、今回の勉強会をとても楽しみにしていました。今回の講演会では野口先生の治験データ(遠方、中間、近方の視力)、患者様の満足度アンケート、術後の経過などを詳しくお話しされていました。今回の勉強会に参加して保険診療で対応できる眼内レンズで唯一、コントラスト感度の低下を抑えつつ低加入度数で近方を単焦点よりも見せる事ができる力があるとレンティスコンフォートの優位性を再認識しました。当院でも手術で使用した患者様が何名かおられるので今後の経過を確認してメリット、デメリットなどを見つけていけたらと考えさせられる講演会で、とても内容が充実していました。(担当 玉城)
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2019.06.25更新
第18回硝子体手術ビデオセミナーに参加してきました
去る6月23日に東京コンファレンスセンター・品川にて、硝子体手術ビデオセミナーが行われました。現在の硝子体手術は器具の小型化や高角観察系の進歩、手術アジュバントの導入に伴い安全性が高くなってきております。しかし様々な術中・術後合併症は依然存在し、疾患によっては難治性のものもあるため、その見極めが必要となります。眼科領域では、3D眼鏡を装用して行うHeads-up 手術が増えてきており、教育面だけでなく、術者の負担軽減にもなるとのことでした。当院でも今後様々なことに取り組んでいこうと考えております。(担当 安里)
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2019.06.20更新
アルコン社よりAcrySof IQ PanOptix Trifocalの勉強会が行われました
本日、アルコン社よりAcrySof IQ PanOptix Trifocalの勉強会が行われました。多焦点眼内レンズの変遷や、PanOptixについてのENLIGHTENテクノロジー(①遠方を犠牲にすることなく、近方距離(40cm)から中間距離(60cm)においてより快適で連続的な見え方を提供、②3.0mm瞳孔径での高い光利用率88%、瞳孔径への依存を低減)についての説明がありました。当院でも今後、適応患者さんがおられれば積極的に勧めていきたいと考えております。(担当 狩俣)
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2019.06.01更新
総院長が、第89回九州眼科学会(in 大分)で、ランチョンセミナー講演を行いました
2019年5月31日(金)~6月2日(日)まで、大分県のJ:COMホルトホールで開催されました。初日のランチョンセミナーで、琉球大学眼科の古泉先生座長のもと、①『レンティスコンフォートの実力!』の題で当院総院長の安里良先生が講演されました。今年4月より参天製薬から発売された低加入度分節眼内レンズであるレンティスコンフォートの使用経験について、当院での手術動画を見せながらの眼内レンズ挿入時のコツや注意点、当院でのデータ(術後視力やコントラスト感度、患者満足度)などについてとても分かりやすく説明されておりました。②『レンティスコンフォートへの期待値!漁師がメガネかけて網をひけるかっ!』の題で、熊本県の上天草総合病院眼科部長の竹下哲二先生が講演されました。術後視力の立ち上がりや、プレート型眼内レンズであるが故の注意点、手術で注意すべきことなど説明して下さいました。平日の金曜であるにも関わらず、大勢の先生方が会場に足を運ばれ大盛況で終わり、このレンズへの関心度が高いということを改めて実感致しました。とても有意義なセミナーになったと思います。これからも、安里眼科として県内および県外で色々な発表をして、沖縄県からも何か発信していけたらなと思います。(担当 玉城)
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