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2022.12.20更新

2022年 安里眼科忘年会が行われました

2022年11月17日(土)に牧志にあるJR九州ホテルブラッサム那覇内レストラン『37Steakhouse & Bar那覇』にて、安里眼科糸満院およびおもろまち駅前院合同での忘年会が行われました。

コロナ渦でここ3年間中止だったんですが、2019年以来ぶりに行われました。

まず、当院理事長『安里 良盛先生』からスタッフへの1年間の労いの挨拶から始まり、糸満院およびおもろまち駅前院の『外間 政利先生』からのお話がありました。

次に、新人挨拶でこの3年間で新人が21人入社し、若いスタッフが増え、活気溢れる職場となりました。

検査部主任の『屋宜 盛顕』から、2022年の両院での手術件数などの報告があり、おもろまち駅前院院長の『安里 瞳(旧姓 本幡)先生』からのお話がありました。

忘年会恒例の景品をかけてビンゴゲームが行われ、1人1つ景品をゲットしみなさん喜ばれていました。そして、新人男性4名で催し物が行われ会場を笑いの渦に包みこんでくれました。

最後には当院総院長の『安里 良先生』より、今後も最先端の眼科医療を沖縄に取り入れ続け、沖縄県内トップの眼科であり続けたいとのお話がありました。

本格グリル料理とワインを交わしながら、普段ゆっくり話せない方とも楽しく過ごすことができ非常に有意義な充実した時間になりました。

安里眼科は忙しい職場ですが、とてもやりがいがあり、とても楽しいです。今年もスタッフみんなが働きやすい環境整備を目指し、当院では様々な改革が行われました。

当院スタッフは本当に意識が高い集団だと日々感じていますが、その中でどれだけ自分を高めていけるかが、成長の糧となっています。これからも我々スタッフが一丸となって、『ONE TEAM』として安里眼科を支えていこうと強く思いました。

豪華な食事と美味しいお酒、豪華な景品、2次会まで用意して頂き本当にありがとうございました。来年もまた忘年会が開催できることを切に願っています。

今年の外来終了まで残りあと1週間程度となりましたが、Dr・スタッフ一同気を引き締めて最後まで頑張りますのでよろしくお願い致します。(検査 高木)

勉強会風景

勉強会風景

勉強会風景

勉強会風景

勉強会風景

勉強会風景

勉強会風景

勉強会風景

投稿者: 安里眼科

2022.12.07更新

グラアルファの説明会がありました

11月17日におもろまち駅前院で興和株式会社の鶴見様より、12月6日に糸満院で北川様より、グラアルファ配合点眼液(以下グラアルファ)の説明会がありました。

グラアルファはRhoキナーゼ阻害剤のリパスジル塩酸塩水和物と、アドレナリンα2受容体作動薬のブリモニジン酒石酸塩を含有する、世界初の組み合わせとなる配合点眼剤です。リパスジル塩酸塩水和物はRhoキナーゼに対して選択的な阻害作用を有する薬物で、眼局所で線維柱帯-シュレム管を介する「主流出路」からの房水流出量を増加させ、眼圧を下降させる作用を示すとされています。ブリモニジンは α2 アドレナリン受容体を作動させることで、毛様体上皮での房水産生を抑制し、更に、ぶどう膜強膜流出路からの房水流出を促進し、眼圧下降作用を示すと考えられています。この2つを組み合わせることでより高い効果が期待されています。

実際の臨床試験においても、グラアルファ点眼群は0.4%リパスジル点眼群、0.1%ブリモニジン点眼群に対して優位な眼圧下降効果が認められました。また緑内障治療においては、単剤での効果が不十分であると気には多剤併用療法を行いますが、グラアルファ点眼群は0.4%リパスジル点眼及び0.1%ブリモニジン点眼併用群と同程度の効果が認められました。このことから、多剤併用療法されている患者様は点眼回数が減り、負担が軽減されることが期待されています。しかし、これまで緑内障治療薬であるグラナテック(リパスジル塩酸塩水和物液)でも報告されていたように、グラアルファにおいても点眼後の充血が確認されています。点眼後5~15分程度で目の赤さのピークを迎え、1~2時間程度で元に戻るとされているため、点眼法の指導をしっかり行う必要があると感じました。

今後も職員一同、日々新たな知識を修得しより良い医療が提供できるよう努めてまいります。ご協力頂いた興和株式会社の柴田様、鶴見様、北川様、誠にありがとうございました。(検査 城間)

勉強会風景

勉強会風景

投稿者: 安里眼科

2022.12.01更新

受付時間変更のお知らせ(糸満院・おもろまち駅前院)

令和5年1月より糸満院・おもろまち駅前院共に、

午前の受付は11時までとなります。

午後の受付は今まで通り16時までです。

ご理解・ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

投稿者: 安里眼科

2022.12.01更新

硝子体内注射液 バビースモの説明会がありました

先日、中外製薬株式会社の大久保様より硝子体内用注射液(以下バビースモ)の説明会がありました。バビースモは今年の5月より中外製薬株式会社より販売されており、当院でも導入が検討されております。

正常な血管に置いては、血管安定化因子アンジオポエチンー1(Ang-1)は、ぺリサイト(周皮細胞)から産生され、血管内皮細胞に発現するTie-2受容体に結合して作用します。Ang-1はTie-2受容体に結合し、炎症、血管透過性亢進、血管新生を抑制するとともに、ぺリサイトの被覆を促し、血管安定化を維持・促進する事が知られております。一方、血管不安定化因子Ang-2は正常な血管では産生されませんが、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)や糖尿病黄斑浮腫(DME)等の病的な状態では産生され、Ang-1/Tie-2の結合を競合的に阻害し、炎症や血管の不安定化をもたらします。又、Ang-2とともに血管内皮増殖因子A(VEGF-A)が増加し、血管透過性亢進及び血管新生を促進します。VEGF-AはAng-2の分泌を促進し、Ang-2はVEGF-Aの感受性を亢進する事で互いに協調して血管不安定化の病態進展をもたらすと考えられています。

バビースモは、眼科領域初のヒト化バイスペシフィックIgG1抗体で、VEGF-Aと結合する抗VEGF-A FabとAng-2と結合する抗Ang-2 Fabが同一分子内に存在するため、1分子でVEGF-AとAng-2を同時に阻害します。その結果、血管新生及び血管透過性亢進を抑制し、血管の不安定化を是正するとともに、VEGF-AとAng-2の協調作用を抑制すると考えられます。臨床試験においてもアフリベルセプトを対照とした比較試験において。バビースモ投与群は本剤6.0mgを導入期として4週ごとに4回投与し、その後維持期においては20週時・24週時の疾患活動性評価に基づき本剤6.0mgを60週まで8週、12週もしくは16週ごとに投与し、アフリベルセプト投与群は4週ごとに3回投与し、その後8週ごとに投与した結果、バビースモ投与群はアフリベルセプト投与群に対しての非劣勢が証明されました。このことからバビースモは維持期においては、アフリベルセプト群よりも少ない投与回数でも同等の効果が得られる、つまり患者さんへの負担が減る事が期待されたいます。

今後も職員一同、日々新たな知識を修得しより良い医療が提供できるよう努めてまいります。ご協力頂いた中外製薬株式会社の大久保様、誠にありがとうございました。 (検査 城間)

バビースモ 1

投稿者: 安里眼科

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