2021.11.21更新
2021年 豚眼を使用しての白内障手術実習を行いました
11月18日におもろまち駅前院4階会議室にて、豚眼を用いての白内障手術実習を行いました。今年も多くのスタッフが参加し、総院長指導の下で行われました。顕微鏡下でフェイコハンドピースを用いての超音波水晶体乳化吸引術など、普段本や手術室で見ていることを実際に体験する事が出来ました。顕微鏡下での手技の難しさや、二次元では無く三次元で奥行きのあることを学びました。これからも職員一同、日々新たな知識を修得し、より良い医療が提供できるようブラッシュアップしてまいります。御協力頂いた興和株式会社の柴田様、前田様、北川様貴重な体験をご提供して頂き職員一同大変感謝しております。長時間おつき合い頂きまして誠にありがとうございました。(検査 城間)
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2021.11.11更新
LASIK オペレータートレーニング 後半
本日ジョンソン・エンド・ジョンソン様主催によるLASIKオペレータートレーニング後半部分を受けました。
今回は実際にLASIK手術を行う器械、VISX STAR S4IRにて起動からシステムの動かし方、データ入力等様々な事を習いました。
現在手術室での見学、勉強もさせてもらっていますが現場では聞けない事もじっくり質問する事ができ大変勉強になりました。
今後手術室でのオペレーター業務を行っていく上で緊張、不安もありますが楽しく研鑽していきたいと思います。
今回も講師を務めて頂いた松本様、誠にありがとうございました。 (担当 神谷)
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2021.11.01更新
第75回日本臨床眼科学会へ参加しました
2021年10/28~31日に福岡国際会議場、併設サンパレス、マリンメッセで開催された第75回日本臨床眼科学会へ参加させて頂きました。
総院長安里良先生のご講演、『当院におけるOptos Californiaの活用法』は10/30日に発表され、ソーシャルディスタンスが保たれた会場で現地参加70名と盛況に開催されました。参加された方々より『さまざまな症例がみれて良かった』『撮影のコツが参考になりました』等、好評なご意見を頂いております。ご講演内容はOptosの無散瞳下における超広角撮影が小児外傷、網膜周辺部裂孔の検出、散瞳ができない緑内障発作を起こした方への有用性から糖尿病網膜症へのFAG(蛍光眼底撮影)がワンショットで広角撮影されること、加齢黄斑変性症、網膜色素変性症へのFAF(自発蛍光撮影)所見から病巣範囲確認、診療の有用に加え、2011年にOptos200TXが発売された同年に沖縄初導入し、現在に至るまで3機種の超広角走査型レーザー検眼鏡、Optos200TX、Daytona、Californiaの使用経験と特徴の検査スタッフの機種別使用感想等、充実した内容でございました。過熟白内障では、PEA+IOLではなく、計画的ECCEへの判断基準の1つとして視神経乳頭が映るかなど、検査スタッフのみではなく、看護、事務スタッフも多くを学べたと思います。今後の院内学習へ役立てたいと思います。
今回の臨眼会期中に、総院長が所属されている先進医療研究会のセミナーへも参加させて頂き、多焦点眼内レンズの特徴とより良い白内障手術への取り組み、光媒体を用いたコロナ禍での消毒法など多岐に勉強させて頂きました。研究会会長の新見先生からご紹介頂いた、学童近視ドックでの近視進行予防と予測治療、パンフレットは1冊で近視の治療、マイオピン、オルソケラトロジ-、LASIK、ICLまで紹介された分かりやすい内容で参考となりました。本学会も近視のメカニズムや年齢に沿った近視治療、よりよいコンタクトレンズの処方、近視予測などの講演を受講でき、多くを学ばせて頂きましたので今後、より良い近視治療へのご案内へ活用させて頂きます。
機械展示ブースでは、株式会社クリュートメディカルのアイモvifa®を体験してきました。1機種でコントラスト感度及びアムスラーチャートも検査可能で、明室で両眼開放視野検査が可能なこの機種は、ゴールドスタンダードであるZEISS社のHFAと同等の検査能力に加え、コンパクトデザインで場所を選ばず、検査スタッフの負担、何より患者様の負担を軽減できると、東大の相原教授からお勧めの製品であったので確認できることを楽しみにしておりました。実際に視野検査を体験し、両眼開放ではどの目を検査しているのかわからない程、遮蔽がないのは楽だと感じた一方、しっかり遮蔽した方が楽だという患者様の声もあることから、メーカーご担当の方へ確認したところ、8割の方は開放が楽とお答えになり1割が遮蔽が良い、残りの1割が分からないというアンケート結果だったそうです。この両眼開放とややうつむく姿勢は楽と感じましたし、顎台がないという事も顔面の正位固定を意識をさせ、それを管理するという負担の軽減は、検査スタッフにとっても嬉しい材料でした。機種の特徴としては各検査点での応答を隣接する検査点に反映させることで検査精度を高めつつ、検査時間を短縮し、患者毎の過去検査データを参照することで、閾値決定までの視標呈示回数をさらに低減しこれにより「正確性の担保」と「検査時間の大幅な短縮」を実現し、前回検査結果の信頼性が低い場合も、再度閾値を探索し直すことにより正確性は変わらないとの事でした。追加で、COVID-19感染予防を心掛けている現状、暗室で区切られた環境を好まない方もおられることから、HFAも完全暗室でなくても自動輝度チェックでエラーが出ない程度であれば、必ずしも仕切られた暗室環境でなくとも検査可能であるという情報を得る事ができました。
ナーシングプログラムでは自然災害、パンデミックの発生などの大規模災害時に医療機関がストップできない状況下で何をどこまで行い、患者様だけではなく、医療スタッフのケア、出勤交通手段まで把握して行わないと稼働できないこと。また、電気、水等、食糧などのライフラインだけでなく、薬品、医療品の備蓄確保の難しさを知り、BCP(事業継続計画)を整備していく必要性を感じました。サーバーがダウンした時の対応、水害なのか地震なのかの別シミュレーションであることに加え、命令実施系統、担当、役割の周知が重要であること。その為には、自院のハザードマップを仕入れ、起こりうる災害の把握、避難場所の確保と発生後から避難場所への時間から必要事項にトリアージしておかないと収集がつかなくなること等。阪神淡路、熊本、関東などの大震災を経験された先生方のご講演を参考に有事の行動マニュアルの作成、その後の事業継続計画を沖縄特有の台風対策を含め作成を行っていきたいと思います。(検査部 屋宜)
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