2019.10.29更新
第73回日本臨床眼科学会(in 京都)に参加しました
2019年10月24日~27日 国立京都国際会館 グランンドプリンスホテル京都にて、第73回日本臨床眼科学会が行われました。特別講演、モーニング・ランチョン・イブニングセミナー、インストラクション、ションシンポジウム・一般講演。器械展示場で最新機器。学術展示では295題の症例が展示されていて、観て・聞いてとても勉強になりました。欲を言えば、同じ時間のこのセミナーとインストラクションコースを受けたいのにと悩む程でした。
器械展示場にで スマートぺリメトリー アイモを体験.両眼開放で暗室不要。隣で検査している方 検査員の気配も気にならず、従来の視野検査より時間短縮のスピードを感じました。検査が完全に終了後、信頼性の低い点に対しての再検査ができる。被験者のアクシデントにより検査を中断しても一時保存で再検査可能という点も患者様の負担軽減になるなと思いました。
10月26日 19:00~ Pan Optix Nightセミナー参加 10/25に3焦点眼内レンズとして国内初認証を受けたPanOptix 同時にtoricも同時販売。88%の高い光利用率を有し瞳孔径の依存を低減。遠方視を犠牲にすることなく中間~近方の広い明視域 乱視矯正も可能で、より見え方の質の向上。患者様へどの様に術前検査で説明し、理解を得て、実際の術後の満足度の方向もあり今後の術前検査での患者様への説明に活かせる内容のセミナーでした。
また今回の学会では、現在当院でも採用している笑気吸入鎮静法についてのセミナー(セキムラ主催)もありました。『歯科領域における笑気吸入鎮静法の活用法』について元・日本大学歯学部歯科麻酔学講座准教授の見崎徹先生が、『眼科領域における笑気麻酔の活用と展望』についてツカザキ病院の野口三太朗先生が、『当院の眼形成局麻手術における鎮静の目的・効果とその具体的な方法』について鹿嶋友敬先生がお話しされました。低濃度笑気麻酔はとても安全で、眼科手術でも大変有用であり、主な適応として、①閉所恐怖症の方、②不安が強く手術中に緊張が強い方、③眼球圧迫時に痛みを訴える方、④小児の処置などでした。今後、眼科で導入する施設も増えていくと思われます。当院は良い医療機械は積極的に導入して、患者様が安心して手術を受けられる環境を提供していこうと考えています。今回スタッフ4人で臨床眼科学会へ参加して学んで得た知識は、今後他のスタッフとも情報共有し、実践に活かしていきたいと思います。学会に参加させて頂きありがとうございました。(担当 中尾)
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