2024.09.29更新
TECNIS Odysseyの説明会が開かれました
2024年09月28日(土)おもろまち駅前院6階会議室にて、多焦点眼内レンズ「TECNIS Odyssey(以下オデッセイ)」の説明会が行われました。
オデッセイはエイエムオー・ジャパン株式会社様(Johnson & Johnson)から発売予定で、当院でも導入予定です。
今まで同社より発売されていた多焦点眼内レンズ「TECNIS Synergy(以下シナジー)」の後継レンズになっています。
【オデッセイの特徴1】
シナジーと回折型連続焦点型眼内レンズは同じで、弱点であった夜間光視症(ハロー・グレア・スターバースト)を生み出す回折構造部分が変更されています。
回折構造が新しいデザインになっており回折の数はシナジーと一緒ですがステップの高さを低く最小限にしラウンドエッジ加工をより滑らかにすることによって夜間光視症(ハロー・グレア・スターバースト)をシナジーより軽減できます。
【オデッセイの特徴2】
屈折誤差耐性があるとされている、個人的に気になっているのがこの特徴です。
少し難しいんですが屈折誤差とは狙った度数に対してズレることをいいます、計算した度数から外れてしまうと期待した距離にピントが合いません。
単焦点眼内レンズは眼鏡が前提なので多少ズレても最悪眼鏡で調整すればいいという話になりますが、多焦点眼内レンズは裸眼で過ごすことが前提になっています。
度数がズレると設定された焦点に合わないのでどの距離もスッキリ見えなくなります。
今は検査機器が優秀なので大きくズレることはありませんが、それでもズレやすい方がいます。
例えば、レーシックをされている方、強度近視、強度遠視の方です、このような方々にこのオデッセイは向いているのではないかなと個人的に思っています。
まだ実臨床でしっかりデータが出ていないので、出てから検討してみるのがいいかなと思います。
これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。
今回、このような説明会を開催してくださったエイエムオー・ジャパン株式会社の菊池 伸二様、伊藤 宏太様、國方 俊介様、誠にありがとうございました。 (検査 高木)
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