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2026.03.12更新

アバレプト®懸濁性点眼液0.3%勉強会が行われました(糸満院)

3/10(火) 安里眼科糸満院にて、千寿製薬株式会社 吉住様によるアバレプト®懸濁性点眼液0.3%勉強会が行われました。

       (糸満院)

【ドライアイについて】
ドライアイとは、涙の分泌量減少や成分バランスの崩れにより、目の表面を潤す膜が安定せず、乾燥や傷が生じる慢性的な目の病気で主な症状は、目の乾き、異物感、疲れ目、充血、視力低下、霞み等です。ドライアイには涙の分泌量が減るタイプ(涙液減少型)のものと、涙の蒸発が進みすぎるタイプ(蒸発亢進型)のものがあります。治療としては、目の潤いを保つために人工涙液やヒアルロン酸を含む角結膜上皮障害治療剤を点眼します。

【TRPV1について】

TRPV1とは主に感覚神経にあたる「熱さ」と「辛さ」を感じる分子センサーの事で、43℃以上の高温やカプサイシンを感知する事で脳に「痛み」や「熱い」という信号を送ります。TRPV1は眼の角結膜上皮細胞にも多数存在していて、ドライアイのメカニズムである「涙液層の安全性低下」、「瞬目摩擦亢進」の悪循環の過程でサブクリニカルな炎症が起き、これらが原因でTRPV1が活性化し、三叉神経を興奮させ、眼不快感や眼乾燥感などの自覚症状を増悪させます。
 
【アバレプト®︎懸濁性点眼液0.3%について】

アバレプト®︎懸濁性点眼液0.3%は、世界で始めてのTRPV1拮抗作用をもつドライアイ治療薬です。有効成分であるモツギバトレプは、TRPV1の活性化を阻害し、眼不快感や眼乾燥感などの自覚症状を改善するとともに、炎症を介した他覚所見を改善すると考えられます。ドライアイ患者を対象とした臨床試験(国内第III相比較試験)において同薬の有効性および安全性が確認された薬剤になります。
 
また、アバレプトは添加剤としてベンザルコニウム塩化物を含まない(BACフリー)製剤の為、従来の防腐剤による眼の表面への刺激、角膜上皮障害、アレルギー反応のリスクを軽減できる眼に優しい薬剤です。使いやすさに配慮した点眼容器(ジェントルボトル)も特徴の一つです。

【使用方法、副作用・禁忌】
●1回1滴、1日4回点眼する。
︎●眼部冷感、霧視がほとんど。(1〜5%未満)
●禁忌:本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【最後に】

以上が、今回の勉強会になります。実際にアバレプトを点眼してみて、ヒリつきや痛みもなく、じっくり浸透していく感じが良かったです。当院でもアバレプト点眼液の取り扱いを予定しております。詳しくは当院スタッフまでお問い合わせください。しっかりと復習し、これからも職員一同、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。この度は、このような素晴らしい勉強会を開催してくださった千寿製薬株式会社 吉住様、誠にありがとうございました。

(糸満院 検査部 山城)

投稿者: 安里眼科

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