当院からのお知らせ

今回、2025年6/20（金）～6/22（日）にかけて福岡県の福岡国際会議場・福岡サンパレスホール開催された第40回JSCRS学術総会に参加しました。

当院からは、会長：安里良盛先生、理事長：安里良先生、検査：比嘉康成、看護：木下和代、受付：外間喜之の計5名で参加してきました。

　私にとっては入職後初めての学会で、普段の業務では得られない知識や経験を多く学ぶことができ、とても有意義な3日間となりました。

会場には全国の眼科医、関係者が集まり、専門性の高いセミナーが多く行われていました。難しい内容もありましたが、その中で「アイモ」や「iStent」など、当院でも関わりのある機器や手術に関する話を聞くことができ、自分の職場で行っていることが他院でも実践されていると知りました。

　特に印象に残ったのは、フリーアナウンサー笠井信輔さんの講演です。ご自身の闘病経験から、ACPやQOLの大切さについて語られており、医療者目線ではなく患者目線での話は心に響きました。当院でも、患者さんに寄り添う姿勢を大切にしていると感じる場面があり、これからもその姿勢を忘れずにいたいと思いました。

　また、TASSや術後眼内炎など、稀ではあるけれど見逃してはならない症例について学ぶ機会もありました。問診の大切さを改めて実感し、日々の業務に活かしていきたいと感じました。

　展示ブースでは最新の検査機器にも触れることができ、検査の効率化や患者対応の工夫について考えるきっかけにもなりました。この時に、当院にある検査機器も多数ある事が分かり、改めて当院で使用していている機器は最新のものが多いと実感しました。

　また、学会期間中には福岡名物の「水炊き」を｢博多華味鳥｣さんで堪能でき、地域の味に触れることができたのも良い思い出です。

　今回の学会参加を通して、自分の知識の未熟さを痛感すると同時に、もっと勉強して患者さんに還元したいという思いが強くなりました。今後も新しい情報や技術に関心を持ち、積極的に学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思います。　

（受付　外間喜之）