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2025.03.13更新

アバンシィシリーズ挿入器後房レンズに関する勉強会が行われました

2025年2月25日(火)安里眼科糸満院

 

2025年2月27日(木) 安里眼科おもろまち駅前院にて、興和株式会社森山様、玉屋様による挿入器後房レンズに関する勉強会が行われました。

 

       (糸満院)

 

     (おもろまち駅前院)

 

眼内レンズとは、白内障手術で濁った水晶体を摘出したとき空になった水晶体を包む袋(水晶体嚢)の中に挿入する人工レンズです。

丸いレンズ本体と、眼の中にレンズを固定するための2本の支持部で構成されており、レンズの直径は約6mm,支持部を含めた全長は約13mmです。

興和様が提供されている後房レンズ『アバンシィシリーズ プリロード』には、優れた光学部を兼ね備えており、大きな3つの特徴がございます。

 

①【グリスニングが起こりにくい】

 ↪︎レンズ内に細かい水滴が溜まりにくい構造。透明性の向上。

 

②【全周シャープエッジ】

 ↪︎レンズ全体に滑らさと、くぼみがあり、後発白内障が起こりにくい。

 

③【偏位による網膜像の劣化への影響が少ない非球面設計】

↪︎適度な球面収差を残す事により、他社様にないコントラストを実現。

 

他にも、アバンシィシリーズには眼内レンズが装填された挿入器が特徴です。あらかじめレンズが挿入器に装填されていますので、医師が、レンズを挿入器に装填する操作が不要となり、レンズに直接触れる事なく、より清潔・簡便に手術を行う事ができます。

 

また、後房レンズ以外に緑内障、高眼圧症の治療に用いられる薬剤『グラアルファ』の紹介がございました。

グラアルファには、上記の治療に重要な2つの主成分が含まれております。

 

・【リパスジル】

 ↪︎線維柱帯-シュレム管を介する主流出路からの房水流出を促進させ、眼圧を下降させる。

 

・【ブリモニジン】

 ↪︎房水産生の制御及び副流出路(ぶどう膜強膜流出路)を介する房水流出を促進させ、眼圧を下降させる。

 

これら、2つの成分の働きによりシュレム管、強膜、ぶどう膜、毛様体4つの房水動態にしっかりとアプローチし、眼圧を下げます。3.0mmHg(水銀柱)以上眼圧を下げる実績があり、先生方からも評価をいただいてる薬剤になります。

 

以上が、今回の勉強会になります。

しっかりと復習し、これからも職員一同、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

この度は、このような素晴らしい勉強会を開催してくださった興和株式会社 森山様、玉屋様、誠にありがとうございました。

 

(糸満院 検査部 山城)

投稿者: 安里眼科

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