2020.03.13更新
エピペン講習会を受講しました
去る3月10日と12日に、糸満院とおもろまち駅前院にてエピペン講習会が開催され、医師および看護師が受講しました。原因となるものを食べる、触る、吸い込む、注入されることにより起こるアレルギー反応が、突然極めて短い時間で全身に現れる状態をアナフィラキシーといいます。その中でも、血圧の低下や意識障害などのショック状態に陥ることをアナフィラキシーショックと呼び、すぐに対応しないと生命の危険を伴うこともあります。重度の場合、速やかにアドレナリン自己注射薬を用います。当院でも、蛍光眼底造影検査および抗生剤点滴および内服でいつでも起こりうる状況にあるため、その対応や知識もしっかりと持っていなければなりません。今回の講習会を受講して、改めてアナフィラキシーショックの怖さを再認識させられました。当院はアドレナリン自己注射薬のエピペンを常備しております。(担当 安里)
※エピペン:アドレナリンの薬液と注射針が内臓されたキットです。心臓の機能を高めて血圧を上昇させたり、気道を広げたりしてショック症状を改善する効果があります。
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2020.02.26更新
2020年2月26日 琉球新報ドクターのゆんたくひんたくに安里 良先生の記事が掲載されました
眼底検査は、目の病気を発見するために必要な検査です。眼底を診察すると、網膜の状態、目の中の血管や神経の状態などを見て、さまざまな病気を見つけることができます。
眼底検査で観察できる網膜の血管は、人体で唯一、直接目で見ることのできる血管で、血管の状態から高血圧や糖尿病、動脈硬化の程度などを知ることもできます。
眼底検査は、瞳孔(目の真ん中の黒い部分)からのぞいて行います。瞳孔は光が当たると小さくなり、観察できる範囲が狭くなります。通常、人間ドックや健診では、瞳孔を開かない無散瞳(さんどう)カメラで撮りますが、瞳孔が小さくなって狭い範囲しか撮影できず、網膜の病変が隅の方にある場合は見つかりません。その狭い範囲内で見つかった異常を指摘され、詳しい検査をするために眼科を受診する方がほとんどです。
眼底をより詳しく、網膜を隅々まで観察するためには、検査用の目薬を使って瞳孔を大きく開いて散瞳検査を行います。検査用の目薬を差すと30分前後で瞳孔が開き、元の状態に戻るまで、個人差はありますが約4~6時間かかります。散瞳検査をすると、光がまぶしく感じ、ピントが合わない状態になります。
車の運転が難しくなるため、ご家族に送迎をお願いするか、公共交通機関で来ていただくことになり、ご不便をおかけしてしまいます。
しかし近年、眼科に革命をもたらしたと言っても過言ではない、超広角眼底カメラが登場しました。従来の眼底カメラの画角が45度だったのに対し、超広角眼底カメラは200度で写すことができ、眼底の約80%を瞬時に、しかも無散瞳で撮影可能となりました。
もちろん、それで異常が見つかれば散瞳検査を行う必要がありますが、明らかにその頻度は昔に比べて減ったと感じます。特にお子さんの場合、散瞳するとまぶしがって診察しにくいことが多く、この超広角眼底カメラはスクリーニングにはとても有用だと考えられます。
(安里 良、安里眼科おもろまち駅前 眼科)
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2020.02.26更新
2020年2月26日 琉球新報ドクターのゆんたくひんたく
眼底検査は、目の病気を発見するために必要な検査です。眼底を診察すると、網膜の状態、目の中の血管や神経の状態などを見て、さまざまな病気を見つけることができます。
眼底検査で観察できる網膜の血管は、人体で唯一、直接目で見ることのできる血管で、血管の状態から高血圧や糖尿病、動脈硬化の程度などを知ることもできます。
眼底検査は、瞳孔(目の真ん中の黒い部分)からのぞいて行います。瞳孔は光が当たると小さくなり、観察できる範囲が狭くなります。通常、人間ドックや健診では、瞳孔を開かない無散瞳(さんどう)カメラで撮りますが、瞳孔が小さくなって狭い範囲しか撮影できず、網膜の病変が隅の方にある場合は見つかりません。その狭い範囲内で見つかった異常を指摘され、詳しい検査をするために眼科を受診する方がほとんどです。
眼底をより詳しく、網膜を隅々まで観察するためには、検査用の目薬を使って瞳孔を大きく開いて散瞳検査を行います。検査用の目薬を差すと30分前後で瞳孔が開き、元の状態に戻るまで、個人差はありますが約4~6時間かかります。散瞳検査をすると、光がまぶしく感じ、ピントが合わない状態になります。
車の運転が難しくなるため、ご家族に送迎をお願いするか、公共交通機関で来ていただくことになり、ご不便をおかけしてしまいます。
しかし近年、眼科に革命をもたらしたと言っても過言ではない、超広角眼底カメラが登場しました。従来の眼底カメラの画角が45度だったのに対し、超広角眼底カメラは200度で写すことができ、眼底の約80%を瞬時に、しかも無散瞳で撮影可能となりました。
もちろん、それで異常が見つかれば散瞳検査を行う必要がありますが、明らかにその頻度は昔に比べて減ったと感じます。特にお子さんの場合、散瞳するとまぶしがって診察しにくいことが多く、この超広角眼底カメラはスクリーニングにはとても有用だと考えられます。
(安里 良、安里眼科おもろまち駅前 眼科)
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2020.02.25更新
2月13日(木)参天製薬ヒューマンエラーと医療事故について勉強会
2月13日(木)
参天製薬 伊崎さんによる
・ヒューマンエラーと医療事故・・・人はなぜ失敗するのか
・点眼薬についての勉強会に参加しました。
ヒューマンエラーを起こさない為にも日頃からダブルチェックが行われています。しかし、ダブルチェックをしていてもミスは起こります。
「相手が確認しているから大丈夫だろう」との考えで見ていても気づかなかった。気づけなかった。「誰かが確認しているから」との気持ちがある為に、ダブルチェックをしていても間違ってしまう場合もあります。
別々にチェックをするのでは無く、一緒に確認をする事が大切です。また、指差呼称(ゆびさしこしょう)の方法が何もしないで確認するよりミスをする確率が減ります。
失敗を少なくする対策
・指差呼称
・確認会話
・ダブルチェック
・指差呼称
確認対象を指で差すと同時に、確認対象の名前を声に出して唱えます。
・確認会話
相手の言ったことをオウム返しに繰り返すのではなく、別の表現で言い直したり、その結果として起こる事を相手に返したりする。
・ダブルチェック
2人で読み合わせを実施する。1人が読上げて、もう1人がチェックして「よし」と声を出して確認する。
点眼薬について。
ジクアス・・・涙の量が減少・ムチン分泌促進
↳刺激感(表面にキズがあるとしみる。)※2週間から1ヶ月頃で良くなる。
メヤニ・・・メヤニは眼の表面がキレイになっている
(透明ゼリー状のメヤニは大丈夫!!)※色付きメヤニは感染注意!!
1ヶ月以上症状が続くようなら先生に相談しましょう。
ムコスタ・・・粘膜に効く。
アレルギー性結膜炎治療
従来のアレジオン1日4回⇒
新 アレジオンLX 1日2回(濃度が2倍)
アレジオンLXは、防腐剤ナシ!!
コンタクトレンズの上からでも点眼が可能性。
眼のかゆみの発生を抑えるもの
1日1回(夜)点眼するのを忘れた事に気づいたら⇒その日の夜から点眼しましょう。
点眼薬の種類が多く高齢な方は1番効かせたい薬剤は先に入れた方が良い。
☆服薬指導をこまめにしていく。必要なら点眼の仕方を見て確認する。
ダブルチェックは基本的な事ですが、指差呼称・確認会話・オウム返で答えるのではなく言葉を変えて伝えるのもヒューマンエラーを防げる方法だと知りました。
ミスを無くすのは難しくても一人一人が意識をしていったら医療事故を防げる1番の方法だと改めて感じました。
また、点眼方法も言葉だけで伝えるのではなく、実際に点眼している所を確認してあげる事も患者さんにとっても伝わりやすい事だと思いました。
本日の勉強会は、知っているようでも分かってなかった所まで知る事のできる有意義な勉強会でした。
ありがとうございました。
(担当 賀数)
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2020.02.20更新
沖縄スペシャリティ CLセミナー Alcon に参加しました
2月14日 ナハテラス
スペシャリティーCLセミナーへ安里良・瞳先生、検査部・クリスタルビジョン計9名で参加しました。マルチフォーカルレンズの適応症例と快適処方と題して
座長 琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座助教授 山内 遵秀 先生 演者 くぼた眼科院長 久保田泰隆先生より
両眼同じADDではなくブレンドビジョン、メーカーを変えてADDブレンド選択眼鏡の見え方とCLの見方は違う事を伝える 夜間CL装用視力が落ちる室内は明るくしましょう動線を変えてみる眼鏡 CLは見たいモノに合わす同時視及び屈折過矯正に注意 眼位確認等 勉強になりました。
ポイント 老眼44歳6ヵ月で自覚してくるは、衝撃的でした(笑)
眼科スタッフのための知っておきたい視機能検査
座長 琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座教授 古泉 英貴 先生
演者 湖崎眼科 / 大阪大学 前田 直之 先生
前眼部OCTによる角膜形状解析では、多焦点眼内レンズには特に重要な検査で、術後の視力矯正に影響する 不正乱視・LASIK後の患者 角膜球面・高次収差を確認
EKC後の瘢痕も 術後視力低下の原因になるので見逃さない 翼状片患者様は、角膜浸潤の範囲にもよるが、翼状片術後でも・・。当院でもCASIA2があり実際に白内障術前検査で検査実施していますが、講演後、より患者様と向きあった検査対応を心掛けより良い視生活を提供できるようにして行きます。術後,少数視力良くても訴えがあればより詳細に段階づけできるETDRSlogMARやコントラストを検査し感度低下を確認する事も重要
セミナー参加できて良かったです♪ありがとうございました。
(担当 中尾)
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2020.01.27更新
第43回日本眼科手術学会学術総会に参加してきました
2020年1月24日(金)~1月26日(日)まで東京国際フォーラムにて開催された第43回日本眼科手術学会学術総会に参加してきました。今回の学会では井上眼科病院の天野史郎先生が総会長となり「さらなる高みへ」とのテーマで開催されました。眼科手術の世界は日進月歩であり30年前と今では手術成績の劇的な改善がもたらされており、今後もさらなる技術の進歩をしてほしいという想いをこめてこのテーマとなったそうです。
今まで臨床眼科学会や白内障屈折矯正手術学会には参加した事があるのですが手術学会は初めてなのでとても楽しみにしていました。今回は白内障手術時における眼内レンズの選択、特に多焦点眼内レンズについて重点的に講演を聞いてきました。
当院でも数種類の多焦点眼内レンズの取り扱いがあるのですが、学会で発表されているメインの眼内レンズは当院でも使用しているレンズの発表がほとんどであり、全国規模での医療を提供できているのだと改めて実感する事ができました。
当院で去年から導入している低濃度笑気麻酔の発表もありました。術中における緊張、不安を和らげる事が出来る麻酔であり吸引を止めるとすぐ元に戻って歩く事も出来るのでとても患者様の満足度が高いです。
単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの見え方をシュミレーターで体験している所です。
今後も積極的に学会に参加させていただき知識を広げ患者様により良い医療を提供していきたいと思います。 (担当 神谷)
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2020.01.25更新
第2回 ロービジョンケアゆんたく会
先日行われたORT勉強会『第2回 ロービジョンケアゆんたく会』へ行って参りました。今回約20名が参加されてました。
視力回復ができると望んで来院されるロービジョンの患者さんもいらっしゃいますが、残念ながら良くすることは出来ません。今持っているもの(保有視機能)をどう生かすか、それぞれの患者さんに合ったグッズの案内や見え方の工夫の提案していける様、これからも引き続き勉強会参加などで見聞を広げレベルアップをはかっていきます。(担当 末吉)
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2020.01.18更新
第7回安里眼科ニューイヤーコンサートが開催されました
2020年1月17日(金)に、第7回安里眼科ニューイヤーコンサートが開催されました。待合室の患者様方も、私達検査員も癒やされる音色に聴き入っていました。案奏者の中村祐実子(なかむら ゆみこ)様、毎年ありがとうございます。(担当 平安)
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