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2026.07.26更新

第9回 Alcon Area Seminar in Fukuokaに参加しました

2026年7月26日(日) 福岡県のオリエンタルホテル福岡 博多ステーションにて、第9回 Alcon Area Seminar in Fukuokaが開催されました。

九州各地からたくさんのDrが出席されていました。

当院からは理事長:安里 良が参加し演者として発表させていただきました。

今回は、セミナーの様子とAlcon社から発売された白内障および網膜硝子体手術の最新フラッグシップ装置である「UNITY VCS/CS(ユニティ)」についてご紹介させていただきます。

「UNITY VCS/CS(ユニティ)」はAlcon社が開発した、白内障および網膜硝子体手術の最新フラッグシップ装置です。当院では、患者様に最先端の安全で精密な手術を提供できるよう、各院に以下の最新モデルを導入しております。

UNITY VCS(おもろまち駅前院) :白内障手術に加え、高度な網膜硝子体手術にも対応する統合型モデル

UNITY CS(糸満院):高機能・高精度の白内障手術に特化した最新モデル

「UNITY VCS/CS(ユニティ)」の代表的な最新機能をご紹介します。

高度な流体制御システム (Intelligent Fluidics)

リアルタイムセンシングによって眼内圧(IOP)および流量を継続モニタリング。手術中の前房・硝子体内の環境を安定に保ち、術中圧変動や急激な流体変化(Occlusion Surge 等)リスクを低減します。このため、前房深さの急激な変化を抑え、安全性向上・手術効率向上に寄与します。

4D Phaco(超音波乳化吸引)

多方向の振動を用いたプローブにより、従来方式に比べて効率的に核の分解・吸引が可能。Alcon社従来型に比して最大41%少ないエネルギーで処理が可能とされており、切開部にかかる熱負荷の軽減・手術時間の短縮が期待できます。また、「Thermal Sentry」などのセンサーにより、プローブ温度のモニタリングと制御も可能です。

高速硝子体切除(最大 30,000 カット/分)

Alcon社の最新技術「HYPERVIT 30K」による高速切除が可能。より繊細かつスムーズな硝子体操作を実現し、硝子体手術時間の短縮や術中振動・牽引力低減による眼内操作のストレス軽減が期待できます。

操作性・ワークフローの向上

統合機器なので、機器切り替えや煩雑な接続・準備・片付けが軽減され、手術室(OR)の準備時間・撤収時間を大幅に短縮できます。これにより、手術待機時間や機会ロスの軽減にもつながります。また、モニター表示・操作画面が直感的な設計となっており、術者およびスタッフの負荷を軽減します。

安全性・効率性への配慮

Alcon社の開発責任において、術中の熱傷リスク軽減や流体逆流(Surge)制御機能など、安全性に配慮した設計がなされています。また、術中の前房安定性や眼内圧制御に優れるため、リスク低減に寄与します。

セミナー全体を通して特に印象的だったのは、演者の先生方が語られていた「治療における判断のあり方」です。

判断に迷うような難症例に直面した際、ついつい「目の前にある疾患やデータ」だけに目が行きがちになります。しかし本当に大切なのは、「その患者様がどのような生活スタイルや背景を持ち、日々を過ごされているか」まで踏み込んで考え、治療方針を決定することです。

医療機器がどんなに進化しても、向き合うべきは「目」ではなく「人」である。最先端機器の性能を存分に引き出しつつ、患者様一人ひとりの人生や生活に寄り添う視点を忘れない医療を提供していく重要性を、あらためて再認識しました。

当院では今後も最先端の医療機器や技術への知見を深め、日々の診療や手術の質向上に努めてまいります。

目について気になることがございましたら、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

日本アルコン株式会社担当である大井 章敬様 誠にありがとうございました。(理事長 安里)

投稿者: 安里眼科

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