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2025.08.24更新

「バビースモ 硝子体注射薬」 中外製薬様による製品特徴等などの説明会を実施していただきました(おもろまち駅前院)

2025年8月21日(木)、安里眼科おもろまち駅前院4F会議室にて、中外製薬会社様より「バビースモ 硝子体注射薬」についての説明会が行われました。

バビースモ(VABYSMO)の名前は、VEGF-A、Ang-2、Bispecific及びMoleculeに由来します。

V(VEGF-A) A(Ang-2) BYS(Bispecific) MO(Molecule) =VABYSMO

 

バビースモとは加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症などの治療薬として開発されたお薬で、眼の中に注射(硝子体内注射)し、Ang-2(アングツー)とVEGF(ブイイージーエフ)の働きを抑えるお薬です。

 

Ang-2・・・血管をもろくする働き

VEGF・・・炎症を起こす・新生血管を作る・血管から血液や血液成分を漏れやすくする働き

 

Ang-2とVEGFは一緒になるとさらに悪影響を及ぼし、視力に関わる”黄斑”にむくみや血管の異常が生じると考えられています。

黄斑は視力に直結する大切な部分であるため、見え方の異変や視力低下を引き起こします。

 

従来のお薬はVEGFのみを抑制するのに対し、バビースモは抗Ang-2作用と抗VEGF作用を併せ持つバイスペシフィック抗体医薬品です。

バイスペシフィック抗体・・・2種類の異なる抗原に同時に結合できる人工的に作製された抗体。

バビースモは眼科内では、初めて開発されたバイスペシフィック抗体となります。

 

以上が今回の説明会の内容になります。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう努めてまいります。

今回、このような素晴らしい説明会を開催してくださった中外製薬株式会社担当の田貝様、誠にありがとうございました(受付部 田名)

投稿者: 安里眼科

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