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2025.08.21更新

「バビースモ 硝子体注射薬」 中外製薬様による製品特徴等などの説明会を実施していただきました(糸満院)

2025年8月19日(火)糸満院3階「バビースモ 硝子体注射薬」 中外製薬様による製品特徴等などの説明会が行われました。

           

 

『硝子体注射とは』

硝子体注射とは、眼の中の硝子体に薬剤を直接注入する治療法です。この治療は、いくつかの眼疾患に対して使用され、

特に糖尿病網膜症や加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症などの病気に効果的です。

 

※バビースモ硝子体注射が対象となる疾患

・中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性

・糖尿病黄斑浮腫

・網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫

・脈絡膜新生血管を伴う網膜色素線条

※バビースモの主成分はファリシマブ(遺伝子組み換え)

 

『バビースモの名前の由来』 

 A  BYS MO 

  VEGF-A   Ang-2  Bispecific  Molecule

  Ang-2:アンジオポエチン-2

『バビースモ 製品特徴』

※作用機序が2つあります

バビースモは従来の抗VEGF薬(例:ルセンティス、アイリーア)と異なり、一度に2つの因子を抑制できる点や、最大4ヶ月毎の投与間隔が可能な点が特徴です

 ① VEGF阻害作用 ⇒ 従来の薬剤と同じ

 ② Ang2阻害作用 ⇒ 血管安定化作用

         

  VEGF阻害作用が効かない時にも効果発言の可能性

血管安定化で再発しにくい現象(DEUAL作用により)再発しにくい環境を作る

⇒投与期間が従来の薬剤より延長できる2/3が16W間隔(ナイーブ症例)

 

以上が今回の勉強会の説明になります。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう努めてまいります。

今回、このような説明会を開催してくださった中外製薬株式会社の田貝様、誠にありがとうございました。(検査部 又吉 荘汰)

投稿者: 安里眼科

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