糸満院

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おもろまち駅前院

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2024.12.14更新

沖縄労働局長功労者表彰式に出席しました

2024年12月13日(金) 那覇第二地方合同庁舎にて、当院より理事長:安里 良先生が沖縄労働局長功労者表彰式に出席されました。

沖縄労働局は毎年、労働行政関係功労者に対して沖縄労働局長表彰を贈呈することになっています。

この度、当院の理事長:安里 良先生に対して沖縄労働局長表彰を贈呈することになり表彰式に出席となりました。

「労働行政関係功労者」とは、労働者の福祉向上や労働環境の改善、労使関係の調整など、労働行政の発展に貢献した者のことです。

当院は近年、働き方改革として皆様の目に見えるところでは「土曜日午後の休診(おもろまち駅前院)」や「木曜日午後の休診(おもろまち駅前院)」などを実施、皆様の目に見えない内部でも様々な働き方改革を実施、長く働ける労働環境設備のため様々な施策を講じております。

そして、これからも理事長:安里 良先生の指示のもと、当院は様々な働き方改革を推進していく所存です。(検査部 高木)

投稿者: 安里眼科

2024.12.04更新

興和株式会社様より、グラアルファ配合点眼液の説明をしていただきました。

 

グラアルファ配合点眼液の眼圧下降効果について、

興和株式会社様より、11月19日(火)糸満院・11月21日(木)おもろまち駅前院にて、グラアルファ配合点眼液について製品紹介がありました。

グラアルファ点眼薬の特徴(※グラナテックとアイファガンの合剤 )として:リパスジル(Rhoキナーゼ阻害薬:繊維柱帯-シュレム管を介する主流出路からの房水流出を促進させ、眼圧を下降させる)とブリモニジン(ぶどう膜強膜流出路を介する房水流出を促進させ、眼圧を下降させる)の有効成分の組み合わせにより、房水生産の抑制及び、全ての房水流出路に作用して眼圧下降効果が期待できる薬剤となっています。

本製品の禁忌:本剤の成分に対し過敏症既往歴のある患者 、低出生体重児、新生児、乳児または2歳未満の幼児

効能効果:緑内障、高眼圧の治療薬が効果不十分な場合。セカンドラインで使用していただく薬剤。

 

安全性について:グラアルファ長期投与した際の副作用について、全179安全性解析対象症例のうち、最も頻度の高かった副作用症例は結膜充血(58.1%)で、次いでアレルギー性結膜炎(18.4%)、眼瞼炎(17.3%)、点状角膜炎(7.8%)、眼刺激(7.3%)、結膜炎(6.1%)の順でした。

グラアルファ・グラナテック点眼 充血の特徴として、

→多くの方で点眼後まもなく目が赤くなります。(一過性の充血)  

 ※点眼ごとに繰り返し充血します。

→通常、この充血は点眼後15分でピーク時を迎え、1~2時間で元に戻ります。

 ※目が赤くなる原因は、このお薬の血管を広げる作用によるものです。

→点眼後、目からあふれた薬液はやさしく拭き取るか、洗顔で洗い流しましょう

 ※目の周りの皮膚は薄いので、薬液が残ると皮膚トラブルの原因になりやすいです。

点眼するタイミングとしては、朝起きてすぐに、1回目の点眼をした後に洗顔する。2回目はお風呂に入る前に点眼をすれば、副作用の回避はできるのではないかと聞きました。

 

また、近年では緑内障手術が、より低侵襲な術式が増えてきている中、術後眼圧低下が乏しい事例があるとのことで

緑内障薬物点眼治療に関して長期投与された患者に対して、房水を流す主流出路(繊維柱帯-シュレム管)が長期間使われていないと房水流出機能が低下し、廃用性萎縮が眼内で起きているのでないかと示唆されていると聞きしました。

 

グラアルファ配合点眼液について、FP/β配合剤で効果不十分な解放隅角緑内障(POAG)の患者様。視野狭窄が進行する正常眼圧緑内障(NTG)の患者様など、

緑内障治療強化が必要な患者様に製品説明が出来るよう理解を深めたいと思います。

この度は、興和株式会社 森山様 グラアルファ配合点眼液の製品紹介をしていただき誠にありがとうございました。

(受付 荷川取)

投稿者: 安里眼科

2024.12.02更新

2024年 豚眼を用いた白内障ウェットラボ(白内障手術実習)が行われました

2024年11月21日(木) おもろまち駅前院4階会議室にて、理事長:安里 良先生ご指導の下、豚眼を用いた白内障ウェットラボ(白内障手術実習)が行われました。

豚眼を用いた白内障ウェットラボ(白内障手術実習)は、毎年恒例で今年も各部署から多くの新人スタッフが参加していました。

手術用顕微鏡や手術器械・器具にて、眼球にスリットを入れる時や、濁った水晶体を取り除いて人工レンズを挿入する超音波乳化吸引術(PEA)+眼内レンズ挿入術(IOL)は想像していたよりも難しく、手術器具の取り扱いや手の動かし方一つで眼球にどの様な影響が出るのか初めてやってみて難易度の高い手術なのだと実感しました。

理事長:安里 良先生の一から丁寧な説明や指導により、大変貴重な体験をさせていただきました。

今後、手術を受ける患者さんへの更なる気遣いを行える様、職務に従事していければと思います。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

ご協力頂きました興和株式会社の吉田 智章様、川口 武様、玉屋 大輔様、森山 功基様、貴重な体験をご提供して頂き職員一同大変感謝しております、長時間、お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。(検査 富松)

 

投稿者: 安里眼科

2024.11.20更新

第78回日本臨床眼科学会に参加してきました

2024年11/14(木)〜17(日)にかけて京都府にある京都国際会館にて、第78回日本臨床眼科学会が開催されました。

当院より、会長:安里 良盛先生、理事長:安里 良先生、看護師:川邊 尚子、検査員:城間 盛秀・大泊 聖来の計5名で参加してきました。

沖縄と比べ少し肌寒かったですが、日中は上着がいらないくらいの丁度良い過ごしやすい気温でした。

私が、今回の学会で楽しみにしていた講演のひとつに「医療AIシステムの最新情報」についてがあります。

前眼部疾患のAI診断をスマートフォンに実装する新たな検査方法や診療形態が提案されておりました。

AIを活用した眼底写真の解析は、疾患の早期発見や診断において、とても可能性を感じましたが、スマートフォンでの撮影には、アタッチメントを付けての撮影が必要であり、暗室でフラッシュ撮影を徹底しなければならないという課題もありました。

もし、上記の撮影条件を満たすことができれば、病院へ来院することが難しい患者様や小さなお子さんでも素早く綺麗な画像をご家族で撮影することができるのではないかと思いました。

また、OCT解析データから緑内障の視野を推測する技術の発表もありました。

視野検査は時間のかかる検査であり、高齢の患者さんでは実施が困難な場合や、正確な検査結果が得られないこともしばしばあります。

そんな状況下で、AIがサポートをすることで、より多くの患者様の視野を高精度に推測でき、質の高い結果が得られる可能性があるなと感じました。

今回の学会を通して、眼底撮影やOCT検査の解析に関する新たな知識や技術の進展を学ぶことができ、今後の検査に活かすための貴重な機会となりました。

初めての学会参加で、勉強不足な部分も多くありましたが、学会に参加させて頂いた事にとても感謝しております。

今後、学んだことを患者様に還元できるよう、より一層取り組んでまいります。(検査 大泊)

投稿者: 安里眼科

2024.11.10更新

2024年 沖縄県視能訓練士勉強会に参加してきました

2024年11月09日(土)豊見城中央病院にて、2024年 沖縄県視能訓練士勉強会が開催されました。

当院からは、理事長:安里 良先生、検査部主任:屋宜 盛顕、CO:多田羅 和香、検査員:高木 雄太朗の計4名で参加してきました。

県内からたくさんのDr・CO・スタッフが参加されていました。

勉強会の内容としては

・豊見城中央病院眼科の施設紹介

・視機能評価機「imo vifa(以下アイモ)」の紹介、豊見城中央病院でのデモレポート

・株式会社トプコンメディカルジャパン 主任技師「山田 勝啓氏」による同社OCT「DRI OCT Toriton Pro」の講習

・展示機器体験

でした。

当院では、視野計としてアイモを2台、トプコン社製OCT「DRI OCT Toriton」も導入しているんですが、日々の外来で使用していくなかでの疑問点などを質問させていただいたり、実際にOCTを作製されている方にそもそものOCTの撮影原理などをわかりやすく教えていただき大変勉強になりました。

緑内障の検査で視野検査はすごく疲れるものなんですが、その中でアイモという検査機器は疲れにくく個人的には好きで、豊見城中央病院でのデモレポートでも患者反応が良かったとの結論でした。

トプコン社製OCT「DRI OCT Toriton」もSS OCTでかなり良く当院のOCTで主力として使用しており、今回の講習では今後のバージョンアップでのデノイズ機能(画像のノイズをAIで消す)の追加やアタッチメント付属での広角撮影モードの紹介があり今後が非常に楽しみになりました。

今回の勉強会で学んだことを他のスタッフにも共有し日々の外来に活かしていきたいです。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしい勉強会に招待してくださった豊見城中央病院の玉城 環先生、誠にありがとうございました。(検査部 高木)

 

投稿者: 安里眼科

2024.11.09更新

『iStent inject® W』に関するWEBミーティングが行われました

2024年11月08日(金) Zoomにて、『iStent inject® W』に関するWEBミーティングが行われました。

週末の金曜日に関わらず、たくさんのDrやスタッフが視聴されていました。

演者は当院より理事長:安里 良先生でした。

現在、当院では低侵襲緑内障手術として『iStent inject® W』を導入しておりますが、当院における今までの『iStent inject® W』の取り組みと適応症例をどう選択しているかをお話していただくといった内容でした。

実際に過去の手術映像を供覧し、改善点などについてわかりやすく説明していただきました。

 

大事なステップとしては

ステップ1 ドライラボによる手術シュミレーション

ステップ2 ゴニオサージェリー(隅角の可視化)の重要性

ステップ3 適応症例の選択

 

まとめ

・『iStent inject® W』が施術できる機会は白内障手術の時のみだったが、今後は単独でも使用可能となる。

・重篤な合併症もなく特別な術後の管理も必要ないので白内障術者にも高いハードルではない。

 

とのことでした。

今後、白内障手術同時ではなく単独でも行え、患者様の緑内障治療の選択肢が増えるので今後が非常に楽しみになりました。

 

『iStent inject® W』についてご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしいWEBミーティングを開催してくださったGLAUKOS社担当である黒木 啓司様、岡田 直澄様、誠にありがとうございました。(検査部 高木)

 

投稿者: 安里眼科

2024.10.20更新

2024年 安里眼科職員慰安旅行 in 台湾

2024年10月12日(土)から14日(月)にかけて、2泊3日の職員慰安旅行で台湾に行ってきました。

ちなみに、安里眼科の職員慰安旅行が最後に行われたのはなんと13年前とのことでとてもビックリしております。

参加者は約30名、日頃の慰労だけでなく他部署の方とのコミュニケーションがたくさんとれ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

3日間とても良い天気に恵まれ、記憶に残る楽しい旅行となりました!

行天宮

十份の滝

 

十份の天燈上げ

九份

国立故宮博物院

 

国立中正紀念堂

お茶のセミナー

紅毛城

淡水老街散策

士林夜市

集合写真

今回、台湾という異国での2泊3日の旅を通して、スタッフ同士の絆がより深まったと感じています。

それと同時に、部署の隔たりなくスタッフ同士の仲は良く、安里眼科はとても働きやすいハートフルな職場だなと改めて感じました。

これからも『ONE TEAM』で沖縄の眼科医療に貢献していきたいです。

今年も残すところあと2ヶ月を切っていますが、Dr・スタッフ一同気を引き締めて最後まで頑張りますのでよろしくお願い致します!(検査部 高木)

投稿者: 安里眼科

2024.10.11更新

琉球大学医学部3年生への講義がありました

2024年10月09日(水)、琉球大学医学部3年生への年に1回の講義がありました。

私は、琉球大学眼科の非常勤講師をしております。

私の講義は「水晶体の異常」という内容でしたが、朝08:30からにも関わらず、たくさんの学生さんが熱心に耳を傾けていました。

手術動画なども見せながらなるべく興味を持ってもらえる内容にしました。

この講義を受けてくれた学生さんから眼科を目指す学生が1人でも多く出てきてくれたらいいなと思いました。(理事長 安里 良)

投稿者: 安里眼科

2024.09.29更新

TECNIS Odysseyの説明会が開かれました

2024年09月28日(土)おもろまち駅前院6階会議室にて、多焦点眼内レンズ「TECNIS Odyssey(以下オデッセイ)」の説明会が行われました。

オデッセイはエイエムオー・ジャパン株式会社様(Johnson & Johnson)から発売予定で、当院でも導入予定です。

今まで同社より発売されていた多焦点眼内レンズ「TECNIS Synergy(以下シナジー)」の後継レンズになっています。

【オデッセイの特徴1】

シナジーと回折型連続焦点型眼内レンズは同じで、弱点であった夜間光視症(ハロー・グレア・スターバースト)を生み出す回折構造部分が変更されています。

回折構造が新しいデザインになっており回折の数はシナジーと一緒ですがステップの高さを低く最小限にしラウンドエッジ加工をより滑らかにすることによって夜間光視症(ハロー・グレア・スターバースト)をシナジーより軽減できます。

【オデッセイの特徴2】

屈折誤差耐性があるとされている、個人的に気になっているのがこの特徴です。

少し難しいんですが屈折誤差とは狙った度数に対してズレることをいいます、計算した度数から外れてしまうと期待した距離にピントが合いません。

単焦点眼内レンズは眼鏡が前提なので多少ズレても最悪眼鏡で調整すればいいという話になりますが、多焦点眼内レンズは裸眼で過ごすことが前提になっています。

度数がズレると設定された焦点に合わないのでどの距離もスッキリ見えなくなります。

今は検査機器が優秀なので大きくズレることはありませんが、それでもズレやすい方がいます。

例えば、レーシックをされている方、強度近視、強度遠視の方です、このような方々にこのオデッセイは向いているのではないかなと個人的に思っています。

まだ実臨床でしっかりデータが出ていないので、出てから検討してみるのがいいかなと思います。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような説明会を開催してくださったエイエムオー・ジャパン株式会社の菊池 伸二様、伊藤 宏太様、國方 俊介様、誠にありがとうございました。 (検査 高木)

投稿者: 安里眼科

2024.09.27更新

第35回日本緑内障学会に参加してきました

2024年09月20日(金)〜22日(日)に兵庫県姫路市で開催された第35回日本緑内障学会に参加してきました。

緑内障の診断や治療について、新しい知識を得ることができました。

また、最終日には学会の目玉となる「須田記念講演」に相原 一先生がご登壇なされ、先生の関わった基礎研究にまつわる数々の話を聞くことができました。

当院で診療や手術をなさるお姿とはまた違う先生を知ることができ、とても感銘を受けました。

私のできることは限られていますが、目の前のことをしっかりやっていこうと決意しました。

今回の経験を今後の診療に活かし、緑内障患者さんに少しでも貢献していきたいと思います。(おもろまち駅前院 院長 安里 瞳)

投稿者: 安里眼科

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