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2023.11.08更新

ドライアイ勉強会が行われました(おもろまち駅前院にて)

2023年11月02日(木)おもろまち駅前院6階会議室にて、参天製薬株式会社田中様によるドライアイ勉強会が行われました。

参天製薬株式会社から発売されているドライアイ治療薬『レバミピド懸濁性点眼液2%』『ジクアスLX点眼液3%』主にこの2つを説明していただきました。

 

今回、大塚製薬株式会社から発売されている『ムコスタ点眼液UD2%』が、ジェネリックとして参天製薬株式会社から『レバミピド懸濁性点眼液2%』が2023年09月01日(金)から新発売されました。

「レバミピド懸濁性点眼液2%」を使用する際に注意することで、「一時的に目がかすむ」「苦味」「薬の成分が白く残る事」などがあります。

点眼後、涙嚢部(目頭のやや鼻より)を指先で軽く押さえると「苦味」を軽減できるとのことです。

今後の患者様に対しての説明に役立てたいと思いました。

 

昨年発売され好評な『ジクアスLX点眼液3%』は通常の『ジクアス点眼液3%』より点眼回数が6回➡3回に減ったことが注目点です。

その3回に減ったのを活かして今まで6回点眼していたのを3回は『ジクアスLX点眼液3%』で残りの3回を『ヒアルロン酸Na点眼液0.1%「ニットー」』や『レバミピド懸濁性点眼液2%』にしてみるといった方法も紹介されており非常に勉強になりました。

 

TFOD(眼表面の層別診断)によるどのドライアイ点眼薬を選べばよいのかを表でわかりやすく説明していただきました。

眼科におけるドライアイ治療で約7割が脱落(途中で自己中断したり市販の目薬に移行)するようです。

その主な要因としては、ドライアイは目薬を点眼すれば早期に治ると思い込んでいる患者様が多く実際はかなり長期的な治療になります。

なので、医師だけではなく私たちスタッフも患者様に対して『長期的な治療の必要性』をお伝えしていくことが大事だなと感じました。

 

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしい勉強会を開催してくださった参天製薬株式会社の田中 龍紀様、誠にありがとうございました。(検査 高木)

投稿者: 安里眼科

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