2024.05.24更新
グラナテック・グラアルファ説明会
2024年5月21日(火)糸満院、5月23日(木)おもろまち駅前院にて当院で採用しているグラナテック・グラアルファ配合点眼液の説明会が開かれました。
最初に、グラナテックのトラベクロトミーとの関係、長期の緑内障治療薬の使用がトラベクロトミーの不成功因子として見出されてたが、術前にグラナテックを使用することにより線維柱帯をリモデリングし、その後の手術の成功(眼圧が20以下、追加の緑内障手術なし)に繋がるとの説明でした。
次に、グラアルファの説明では販売から2年と比較的新しい点眼であること、また、主流出路・副流出路からの房水流出促進、房水産出抑制の3つの作用機序を有する世界初の組み合わせであることや、グラナテックとの対象比較試験の内容を説明していました。
グラナテック・グラアルファは充血の副作用があり、点眼後15分が充血のピークで、1~2時間程でもとに戻るとの話もありました。
患者様からグラアルファの充血が気になるとの話をよく耳にするので、今後の患者様への説明に役立てていきたいと思います。
今回、説明会を開いてくださった興和株式会社 戸井田様、大槻様、とてもわかりやすい説明をして頂き誠にありがとうございました。
(受付 外間)
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2024.05.18更新
白内障手術前検査向け 光学式眼軸長測定器「ARGOS®Ver.1.7」最新モデルを新規導入致しました
2024年5月16日(木)安里眼科糸満院にて「ARGOS®Ver.1.7」最新モデル 新規導入に伴い、日本アルコン様による取り扱い説明会が行われました
「ARGOS」は、白内障手術の際に必要な眼軸長の測定と、手術中の切開位置や眼内レンズの軸・固定位置をガイドするイメージガイドシステム「VERION」の2つの性能を兼ね備えた機器です
この機器は、より速く、より簡単に計測を行うことができ、患者様ごとに最適な手術プランを作成することで、手術の精度を向上させます
近年の白内障手術は、単に見えるようになることだけでなく、患者様の希望に合わせた視覚を実現し、生活の質を向上させることが重要視されています。白内障手術は屈折矯正手術としての役割も大きくなっており、術後の屈折状態がその後の生活の質に大きく影響します。ARGOSを用いた手術により、術後結果の精度が向上し、患者様のニーズに合った視機能の向上が可能となります。
さらに、計測結果をもとに作成された手術計画データは手術室に転送され、角膜の切開位置や眼内レンズの軸・固定位置が目の上にデジタル表示されるため、非常に高い精度で手術が実施できます。このシステムにより、手術の成功率が向上し、患者様の満足度も高まります。
ARGOSは、非接触で眼内レンズの度数を決定する際に測定する装置です
高度な生体計測
ARGOS® Biometer with image Guidanceは手術の経験を高め、より良い術後結果を達成するために設計された革新的なソリューション
眼球を各セグメントに分割して測定する方法を採用、それぞれの屈折率で眼軸長が算出するため正確な眼軸長測定が可能になっている
他の眼軸長測定器よりも高速、1秒未満の生体データ取得時間と他社A製品よりも50%高速なスキャン速度により、測定の効率と精度を高めることができる
1回の測定で測定時間は0.6秒(この間に6回測定している)計5回(推奨)測定し最大30回分の測定データの中から自動で最良のデータが選ばれる
SS-OCTテクノロジーと独自の網膜強調モードにより、ARGOS®は進行した白内障眼の測定と正確な眼軸長取得が可能(グレード4以上の白内障眼の場合でも、術後屈折精度の成果に自信を持つことができる)※超音波Aモードの必要性を大幅に低減
測定時に患者様一人ひとりの眼球の基準画像(リファレンス画像)を撮影します 外来「ARGOS」と手術室「VERION」間のシームレスな統合により、手術プランと一緒にリファレンス画像をデジタルマーカーに転送し、手術プランを正確に実行するためのガイドとして、患者固有の虹彩と辺縁のランドマークを使用してリアルタイムのナビゲーションを可能にしています
今後は術後の屈折精度をを向上させ、度数ずれのリスクを減らすことができるので、白内障患者様のQOV(視覚の質)も高まることと確信しております
日本アルコンの松本 真理子様 ARGOS取り扱い説明ありがとうございました
安里眼科 糸満院 検査部 比嘉康成
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