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2023.02.24更新

第5回 琉大眼科診療連携セミナーに出席させていただきました

2023年02月21日(火)ノボテル沖縄那覇にて、第5回 琉大眼科診療連携セミナーが開催されました。

今回は、現地会場とZoomによるLIVE配信も同時に行われハイブリッド開催で行われました。

県内からかなりたくさんのDr・ORT・スタッフが現地参加・Zoomで視聴されていました。

 

第1部基調講演の座長は琉球大学眼科医局長『山内 遵秀先生』、演者は琉球大学眼科外来医長『力石 洋平先生』、琉球大学眼科病棟医長『今永 直也先生』、琉球大学眼科教授『古泉 英貴先生』。

第1部では琉球大学の現状や今後のミッションなどを詳しくわかりやすく説明していただきました。

最後の砦である大学病院ということで日々様々な挑戦をしており、難しい症例の患者様を治療できる環境が整っているので日頃から当院も安心してご紹介させていただいています。

 

第2部特別講演の座長は琉球大学眼科教授『古泉 英貴先生』演者は国際医療福祉大学熱海病院眼科部長/准教授『後関 利明先生』。

NHKで放送されていた『ためしてガッテン』という番組で紹介され話題になった『サギングアイ症候群』についてのお話でした。

『大人の後天的斜視』と言われまだまだマイナーな疾患ですが、根本的にどのような疾患なのか、原因、構造、治療法などを詳しくお話していただくといった内容でした。

サギングアイ症候群の診断基準は

・2種類の斜視(遠見内斜視、小角度の上下回旋斜視)。

・顔面の上眼瞼陥凹変化。

・下斜視眼の外方回旋が大きい。

・緩徐の進行。

・除外(甲状腺眼症、脳神経麻痺、重症筋無力症、小児期の斜視、眼窩骨折・手術・拘束性斜視)

とのことでした。

第1部でも第2部でも明日からの外来に役立つ情報をわかりやすく説明していただき大変勉強になったのと同時に日々の外来で疾患を見極める力をもっと付けていかなきゃなと感じました。

 

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしいセミナーに招待してくださった千寿製薬株式会社担当である吉住 康男様、誠にありがとうございました。(検査 高木)

投稿者: 安里眼科

2023.02.22更新

『人生100年時代の緑内障の長期マネジメント』WEB講演会が行われました

2023年02月14日(火)に参天製薬株式会社のWEBにて、『人生100年時代の緑内障の長期マネジメント』と題したWEB講演会が開催されました。

全国からたくさんのDrやスタッフが視聴されており、配信時視聴人数は約1200名という大変多く嬉しい結果になりました。

座長は島根大学医学部眼科学講座教授『谷戸 正樹先生』、演者は当院安里眼科総院長『安里 良先生』、グレース眼科クリニック院長『内藤 知子先生』。

今や人生100年時代と言われるようになった現代ですが、その人生100年という中でどう緑内障と向き合いどのような治療方法が最適なのか点眼薬・手術の双方でお話していただくといった内容でした。

特に

・患者に寄り添う治療の重要性。

・高齢化社会における緑内障診療の問題点とその対応策について。

・患者さんとの具体的なやりとりの仕方。

上記のようなことを知れてとても勉強になりました。改めて治療を継続する大切さを深く感じました。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしいWEB講演会を開催してくださった参天製薬株式会社担当である田中 龍紀様、誠にありがとうございました。(検査 高木)

 

投稿者: 安里眼科

2023.02.03更新

ベオビュ硝子体内注射用キットについての説明会がありました

先日、ノバルティスファーマの楢木様と小山様よりベオビュ硝子体内注射用キットについての説明会がありました。

ベオビュは硝子体内へ投与し、血管内皮増殖因子(VEGF)の活性を阻害することで血管新生の形成を抑制し、漿液の漏出を減らすVEGF阻害薬です。

VEGF阻害薬による治療は、現在滲出型加齢黄斑変性における標準治療となっております。昨年の7月にも報告したようにベオビュは糖尿病黄斑浮腫に対する効果が日本でも認められており、同じくVEGF阻害剤として使用されているアフリベルセプトと比較して少ない投与回数で同等の効果を発揮し、患者様への負担が減る事が期待されています。

 

今後も副作用や合併症などの情報収集を行いながら、患者様により良い医療が提供できるよう職員一同努めてまいります。このような会を開いて頂きました楢木様、小山様、誠に有難うございました。(担当 城間)

投稿者: 安里眼科

2023.02.01更新

第46回 日本眼科手術学会学術総会に参加してまいりました。

先日、1/27(金)〜1/29(日)に 東京国際フォーラムにて第46回日本眼科手術学会学術総会が開催され、理事長先生、安里良先生、検査員2名の計4名で参加してまいりました。

 

この度の学会は、3年ぶりのwebではなく現地開催ということもあり、全国各地から集まった先生方が東京の寒さを吹き飛ばすくらい熱い議論を交わされておりました。

また2日目には、当院で硝子体手術を執刀されている大阪労災病院の恵美和幸先生、眼形成手術を執力されている聖隷浜松病院&大浜第一病院の嘉鳥信忠先生が登壇され、各々の手術における難症例とその時にどのように対処されてきたかを発表されました。両先生方が素晴らしい先生であるということを再認識させられる思いでした。

 

また同会場では併設機械展示会も開催されておりました。多くの企業が参加し、最新の器械に触れてまいりました。今後も最新の医療への情報を取り入れ、患者様により良い医療を提供できるよう取り組んでまいります。

 

 

今回の手術学会は、去年より白内障手術・硝子体手術・眼形成手術に直介として参加するようになった身としては学ぶことがとても多い学会でした。今回の学会で学んだことを患者様に還元できるようより一層取り組んでまいります。

(検査 城間)

投稿者: 安里眼科

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