2019.05.27更新
当院でも『みるみる手帳』を導入致しました
~『みるみる手帳』導入~
当院では、弱視や斜視と診断された治療中のこどものための『みるみる手帳』の取り扱いを始めました。弱視とは、メガネをかけても視力があまり出ない状態のことをいいます。斜視とは、正面を見たときに片方の眼はまっすぐみているけど、もう片方の眼は視線が内方や外方にずれている状態のことをいいます。こどもの弱視は、大人になってからでは治せません。幼少期に早期発見、早期治療、眼鏡をかけて訓練をすることで視力回改善が見込めます。『みるみる手帳』は、眼科で測る視力経過の記録をはじめ、メガネ店での調整や購入の記録ができたり、弱視やメガネ、治療に関する便利な情報がいっぱい詰まったこどもの眼の治療用「母子手帳」です。当院でも、視力不良で治療中のお子様に順次お渡ししていく予定です。(手帳は無料です) 保護者様の不安軽減と、お子様のやる気UPにつながれば嬉しく思います。このみるみる手帳には、メガネ店でメガネを調整してもらうと、シールを貼ってもらえるページもあります(^-^) 治療用メガネは、正しい位置でメガネをかけることがとても重要です。安里眼科おもろまち1階のクリスタルビジョンでは、みるみる手帳をお持ちのお子様にしっかり対応させていただきます。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。(担当 末吉、クリスタルビジョン中川)
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2019.05.25更新
OKINAWA Cataract&Corneal Seminarに参加しました
先日、OKINAWA Cataract&Corneal Seminarがハイアットリージェンシー沖縄で開催されました。
琉球大学眼科教授 古泉英貴先生座長のもと、①白内障『難症例の対処法とFLACS』の題で、東京慈恵会医科大学眼科学講座 講師 増田洋一郎先生の講演でした。
白内障手術の際に必ず行うHydrodissectionですが、それをフェイコの灌流をうまく利用して眼内閉鎖空間を作ることによって安全に行う方法や、IAの灌流で切開創のhydrationを行う方法、またFLACSを用いた低侵襲の白内障手術など、とても勉強になりました。
②屈折矯正手術『現状と今後の展望』の題で、北里大学医療衛生学部視覚機能療法学専攻 視覚衛生学教授の神谷和孝先生の講演では、LASIKやSMILE、Hole ICL、PiXLなどについて屈折矯正分野での最先端のお話を伺えました。
当院でもLASIK、PTK、PRKは行っておりますが、海外では日本と違い少しずつLASIK手術件数も伸びてきているようです。日本では東京の眼科の集団感染の問題で、イメージが悪くなり数十年前と比べるとかなり件数は減ってきておりますが、手術自体はとても素晴らしいもので今でも多くの近視の患者様に笑顔をもたらしてくれています。
Hole ICLは当院でも手術件数が年々増えてきており、昨年AKBの指原さんが手術を受けたということで、認知度は上がっている印象です。
角膜クロスリンキングについても今後当院で積極的に取り入れ、沖縄ハートライフ病院の親川格先生とも連携して、円錐角膜で困っている患者様のために診療体制を整えていけたらなと考えております。(担当 安里)
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2019.05.18更新
2019年沖縄県南部地区医師会ボーリング大会に参加しました
今年も南部地区医師会ボーリング大会に参加しました。
みんなのクリニック、博愛病院、上里整形外科、沖縄第一病院、てるや整形外科、南山病院、桜山荘と7施設17チームで競いました。
当院Aチームが全体4位、Bチームが全体15位でした。個人賞の1位は当院の田場まゆみさんで2G合計が376と圧巻のスコアでした。
会員賞の3位には良先生が入りましたが、昨年は1位だったため、相当悔しがっておりました(^_^;)来年こそはチーム優勝を目指して、今後も院内ボーリング部は活動を続けていきます!!!(担当 比嘉)
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2019.05.11更新
第1回 Ryukyu Ophthalmology Forefront Seminarに参加しました
第1回 Ryukyu Ophthalmology Forefront Seminarが、2019年5月11日にダブルツリー by ヒルトン那覇首里城にて、大塚製薬主催で行われました。
球大学大学院医学研究科教授の古泉英貴先生座長で、特別講演Ⅰは、『OCT-Angiographyの日常臨床での使い方~糖尿病網膜症を中心に』の題で、信州大学医学部眼科学教授の村田敏規先生が講演されました。OCT Angioは蛍光眼底造影に比べ造影剤を使用しないため、患者さんへの侵襲が少なくショックなどの危険性がなく安心して使用できる点はとても良いと考えており、当院でも採用しております。
しかし、撮影範囲が狭いというのが欠点であり、黄斑部病変の診断には有用ですが、糖尿病網膜症で周辺部の無血管領域を確認するには、やはり従来の蛍光眼底造影検査が有用です。当院では症例毎に必要な検査を使いわけしております。今後はもっと、撮影範囲の広いOCT機器がでてくることを期待しております。
特別講演Ⅱは、『最新の緑内障管理』の題で、岐阜大学大学院医科学系研究科眼科学教授の山本哲也先生が講演されました。
緑内障分野も様々な点眼薬や緑内障インプラント手術がでてきており、多種多様な治療を行える様になってきております。緑内障の患者さんを診ていて思うことは、点眼の種類や回数が多いことで点眼コンプライアンスが悪くなる(さし忘れがでてくる)が一番の課題だと感じています。
今後は眼内に埋め込む薬(徐放剤)で、点眼をしなくても眼圧下降効果が期待できる時代が来るかもしれません。
もしそうなれば、日常生活の制限からも解放され、より快適な日々を送ることができると予想されます。今後のその分野の発展に期待します。(担当 安里)
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