糸満院

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おもろまち駅前院

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2018.07.28更新

第1回 Okinawa Retina Summer Meeting 開催(アルコンファーマ株式会社)

先日、ロワジールホテル那覇にて、『加齢黄斑変性診療のCutting Edge』がテーマの講演会に出席してきました。座長は琉球大学眼科教授の古泉英貴先生で、一般公演は『PDTをどう使うか』の題で豊見城中央病院の玉城環先生が発表されました。特別講演Ⅰは『Pachychoroid関連疾患と加齢黄斑変性』の題で京都大学講師の大音壮太郎先生が、特別講演Ⅱは『網膜化出血に対する外科的治療』の題で杏林大学眼科教授の井上真先生が発表されました。その後、Pachychoroidの診断の仕方や検査法、クリアクターを網膜下注射する場合の具体的な量や置換物質の空気とガスの違いなどについて活発な討論もありました。とてもためになることばかりで、今後も講演会には積極的に参加していきたいなと思います。(担当 安里)

 

投稿者: 安里眼科

2018.07.20更新

台風接近に伴う外来休診のお知らせ

台風10号接近の為、7月21日(土)の外来診療は糸満院、おもろまち駅前院ともに終日休診とさせて頂きます。

おもろまち駅前院1階のクリスタルビジョンも休業とさせて頂きます。

ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。(担当 國吉)

投稿者: 安里眼科

2018.07.19更新

アルコンファーマ株式会社  薬剤耐性(AMR)を考える vol.2 眼科における耐性菌の現状  

本日、アルコンファーマの佐藤さんより、『薬剤耐性(AMR)を考える vol.2 眼科における耐性菌の現状』の勉強会がありました。耐性菌の出現を抑える抗菌点眼薬の使用法について、①同じ抗菌点眼薬に頼らない ②抗菌点眼薬を漠然と長期間使用しない ③MICを上回る濃度の抗菌点眼薬を使用する という内容でした。また、眼内炎リスクの高い患者の背景には、①糖尿病患者(非糖尿病患者と比べて眼内炎の罹患リスクは約3倍高い) ②アトピー性皮膚炎の患者(非アトピー性皮膚炎患者と比べて黄色ブドウ球菌の検出率が高い) ③眼科通院歴、他科手術歴、ステロイド内服歴のある患者(眼科通院歴、他科手術歴、ステロイド内服歴のない患者と比較してMRーCNS陽性リスクが高く、他科手術で抗菌薬の全身投与を受けていることが影響していると考えられる)との内容でした。とても役立つ情報を、担当MRの佐藤さん、ありがとうございました。勉強会の後には、先月東京国際フォーラムで行われた、第33回JSCRS学術総会に参加したスタッフからの報告会がありました。他院での手術室内における直接および間接介助のポイントや、JSCRSのアンケート調査結果と海外との多焦点眼内レンズ使用率の比較について、MIGSについてのお話でした。報告会の後は、総院長の先月院内テストの解説と今月(第21回)院内テストがありました。忙しい中でのテストですが、しっかり勉強して日々の診療に生かしていきたいと思います。(担当 平安)

アルコンファーマ勉強会

アルコンファーマ勉強会

スタッフ報告会

院内テスト

投稿者: 安里眼科

2018.07.17更新

瞳院長が、フォーサム2018東京 (7/14~7/16) に参加してきました

先週土曜から東京の京王プラザにて、フォーサム2018東京が開催されました。この会は日本眼感染症学会、日本眼炎症学会、日本コンタクトレンズ学会総会、日本涙道・涙液学会総会の合同で行われました。

当院にも診療・手術に来て頂いている嘉鳥信忠先生が座長を務めるセッションにも参加してきました。とても興味深い内容で活発な質疑応答がなされておりました。おもろまち駅前院では涙道疾患に対して涙道内視鏡を用いた診察・治療を行っております。

流涙症の原因が涙道閉塞によるものであれば、外来にてNST(ヌンチャク型シリコンチューブ)を用いて対応しております。このチューブ内に専用のブジー(狭くなった部分を拡げるための針金状の器具)が入っていて、鼻涙管に簡単に入れられるようにできています。

当院ではNSTを約2ヶ月留置することにより、鼻涙管が進展・拡張することで涙の通りが良くなります。留置している間は、2週間毎に涙洗といってチューブを入れた部分が詰まらないように流してきれいにしておきます。NST抜去後に再閉塞をおこす方も少ないですがおられます。閉塞が強い場合は涙嚢鼻腔吻合術(DCR)という手術が必要になりますので、その場合は大浜第一病院眼形成眼窩外科へご紹介しております。涙道疾患でお困りの場合は、一度ご相談下さい。(担当 安里)

フォーサム2018

フォーサム2018

 

 

投稿者: 安里眼科

2018.07.16更新

スポットビジョンスクリーナーについて

スポット ビジョンスクリーナーを取り入れた検査を糸満院/おもろまち駅前院で行えます。

スポット ビジョンスクリーナーは6か月以降の乳幼児から大人までの視機能上の問題を迅速に、かつ的確に検知することを目的として開発された、1秒で両眼のスクリーニングが可能です。

スポットビジョンスクリーナー

検査方法と特徴

網膜に光を当て、反射してくる光を測定することで眼の屈折力を測定します。また、瞳孔の大きさ、瞳孔間距離、眼位異常(眼位ずれ)も測定します。先述した近視、遠視、乱視などの屈折異常、斜視や、弱視等の早期検出に優れています。適切な時期に治療を開始することが可能です。

1m程度離れた位置からカメラで写真をとられるような感覚で検査を受けることができます。小さなお子様でも抱っこされた状態での測定が可能で、検査中は興味を惹きつける光と音が発せられ、一般的な検査機器のように顎と額を接触させ固定と固視をすることはないため、お子様への負担がございません。

視力障害は子供にとって最も頻度の高い問題の一つです。 視力障害を検知し逃したり、適切な治療を早期に開始しなけば高度な視力障害になることも考えられます。
3歳児健診などを終え、気になる方は検査を受けてみることをお考えになってはいかがでしょうか。当グループではスポットビジョンスクリーナーで検診を行い、異常が疑われる場合は視能訓練士が対応するため、精密検査をご予約頂きます。視力発達の大事な時期に適切な治療を行えます。

 

斜視や検査についてはこちら

http://www.asatoganka.or.jp/general/#general14

 

投稿者: 安里眼科

2018.07.16更新

当グループでは新しい技術として、白内障手術装置にAlcon社 センチュリオンを糸満院 、おもろまち駅前院に導入

センチュリオン

センチュリオンは、白内障手術中のあらゆる状況を最適化するように設計された白内障手術装置です。従来機のインフィニティーも高いクオリティーの白内障手術装置だったのですがより、術中眼圧が維持され前房の安定性に優れ、改良されたチップで効率良く水晶体核破砕吸引が可能です。センチュリオンを導入したことで手術を受けられる患者様へ安全、確実で眼に優しい手術を提供できるものと確信しております。

投稿者: 安里眼科

2018.07.11更新

総院長が、琉球大学医学部にて講義をされました

本日、安里良総院長が琉球大学医学部3年生に対し講義を行いました。『水晶体の異常』の内容で、手術動画を交えながら60分間の講義でしたが、学生さん達も真剣な眼差しで講義を聴いておりました。

講義後には、学生さんより白内障手術の適応時期や、ご自身が受けようか迷っているLASIK手術について、また眼科の救急疾患についての質問もでました。今回の講義で眼科に少しでも興味をもってもらえるきっかけになればと思います。(担当 宮里)

琉大講義

琉大講義2

琉大講義3

投稿者: 安里眼科

2018.07.02更新

第33回JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)学術総会へ参加してきました

2018年6月29(金)~7月1日 東京国際フォーラムで開催された第33回JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)学術総会がありました。

今回は看護部、検査部のスタッフ4人も一緒に参加させて頂きました。機会展示のブースでは新しい検査機器や手術機器も多数みられ、また看護師として患者様との関わり方、手術の直接&間接介助をする上での工夫、チームワークの重要性などとても勉強になりました。

今月の院内報告会で、学会で得た知識をスタッフみんなと共有し、今後の診療にも生かしていきたいと思います。(担当 平安)

JSCRS

国際フォーラムガラス棟

集合写真ブースアルコン

眼科問診ペッパーくん

海外比較

台風来沖

 

投稿者: 安里眼科

2018.06.26更新

アルコンファーマ Web Symposium 『近視進行防止のアプローチ』

アルコンファーマ

アルコン WEBシンポジウム 『近視進行防止のアプローチ』不二門 尚先生(大阪大学大学院医学系研究科・感覚機能形成学 教授)が6月26日(火)糸満院にて行われました。

携帯やパソコンが必需品の現代、とても興味深いプログラムでした。ここ5年の間に小学校低学年のスマホ所有率は30%と1.5倍にもなり、それに伴い年少から近視の割合も増加傾向にあります。近視は進行すると緑内障や黄斑変性、脈絡膜萎縮に繋がり失明に至る事もあります。特に年少では急速に進む様で、生涯にわたって視機能を保つには成長期に少しでも近視進行を抑制することが重要になってきます。

近視抑制

遺伝的因子もありますが、それより環境因子が大きい様です。よって遺伝的素因を持った個体が環境的負荷を受けると近視化は免れません。条件として
遺伝因子・・・①アジア人 ②両親の内1人が近視 
環境因子・・・③30cm未満の距離での読書 ④30分以上持続の読書
環境因子の対処策は・・・読書は30cm以上で。書籍は30cm以上を保持可能ですが、スマホとなると20cm程度になりがちで輻輳、調節が入ってしまうので注意が必要です。近見作業も30分毎に一度は2~3分インターバルを入れ眼を休めると良いそうです。
他、一日1時間多く戸外活動することで13%近視を減ずるとの事でした。

抑制ポイント

当院でも2年前に導入した近視抑制点眼薬マイオピン(アトロピン0.01%)点眼は、近視を有意に抑制し、点眼終了後のリバウンドも少ないとの事です。
オルソケラトロジー(ナイトコンタクト)も海外にて5年間で30%もの眼軸延長抑制効果が認められたことによりガイドラインが改定され、未成年への処方が可能となりました。但し、細菌感染症が懸念されるため、もちろん慎重処方となります。
マイオピンとオルソケラトロジーとの併用使用はさらに効果的との事でした。

オルソ
 
遠近両用ソフトコンタクトも非常に有用です。収差の観点から、どうやら近視性の網膜像のボケの方が、遠視性の網膜像のボケより近視を抑制する様です。
また、左右差が大きい近視(不同視)も斜視が発生するケースがあるので、両眼視の維持・眼位の矯正のためにも適切な矯正が必要です。
今回、実際臨床でもよくある、現代を象徴したテーマでした。早速明日から生かせます。大変有意義なシンポジウムをありがとうございました。(担当 末吉)

近視とその治療についてはこちらから↓↓

http://www.asatoganka.or.jp/general/#general13

投稿者: 安里眼科

2018.06.23更新

第2回沖縄県視機能看護勉強会に参加しました

プログラム

第2回沖縄県視機能看護勉強会(P´S SQUARE 浦添 会議室)
平成30年6月23日に開催された第2回沖縄県視機能看護勉強会に当院から総院長、副院長、他スタッフ11名参加させていただきました。
座長:比嘉眼科病院 比嘉明先生 
比嘉眼科病院:南 あかね先生 関 次郎先生 
林眼科病院 看護部長 長野 美香先生 にご講演頂きました。

特殊検査における検査室の環境、感染対策について、手術前のインフォームコンセントについての勉強会でした。特殊検査においては難しい検査の内容や必要性を患者様に理解できるようにパンフレットの作成や検査における不安軽減の為、BGMの選択や検査室に写真を貼る等の工夫がされており、それでも30%程の方が不安に感じるとの結果から個々に合わせた対応の必要性の説明等詳しくご講演頂きました。感染対策については感染経路についてや手指衛のタイミング、アルコール綿の単包化の重要性や消毒薬剤の使い分け等の勉強をさせて頂きました。

特別講演ではインフォームドコンセントから術後指導における問題点と対策について林眼科病院 看護部長 長野美香先生にご講演頂きました。白内障手術についてのインフォームドコンセントでは、患者様が自分にとって大切と感じている説明は、術後の視機能の回復、術後の安静、手術におけるリスク、焦点距離についてなど患者様によってさまざまであること、手術日の日程や術後の焦点距離、QOLの変化について等、患者様のセルフケアを項目別にし、術後の生活をイメージできるような説明の仕方を学びました。また、不安の強い患者様には術中シミュレーションを行っているとの事で、外来業務をしながら、医師、各部門と連携をとり手術を受ける前の患者様の不安の軽減に努めているとの事でした。会場からは「患者様に不安なく手術に向けての心構えしていただくには?」「患者様が何を一番不安に思っているのか?」「術後点眼の説明の仕方」等々たくさんの質問がとんでいました。とても興味深く多くの知識を学ぶことができました。当院でも今後より一層、患者様の満足できる医療を提供できるようスタッフ一同取り組んでいきます。

ご講演いただきました先生方ありがとうございました。(担当 伊敷)

投稿者: 安里眼科

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