2019.12.27更新
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術が先進医療制度から外れることになりました
当グループでは、2012年よりおもろまち駅前院にて多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(白内障手術)を先進医療、自由診療で行っておりましたが、先進医療会議において、2020年4月からは先進医療制度から外し、保険診療+選定療養として行われることが決定しました。選定療養とは、保険のきかない眼内レンズ代については自由診療で行い(金額は未定)手術における技術料は健康保険で行うというものです。該当する制度で分かりやすい例は差額ベッド代となります。
先進医療として現在老眼の最新治療、多焦点眼内レンズに力をいれておりましたが、来年の3月中に手術を受けられた方のみ先進医療としての多焦点眼内レンズ白内障手術は適応されませんのでご了承頂けるよう宜しくお願い申し上げます。
現在、白内障手術を検討されている方は、先進医療保険特約などの条件を確認のうえ,早めに医師スタッフへお声かけ頂けるよう宜しくお願い致します。
尚、当グループでは、4月以降も選定療養、自由診療にて引き続き多焦点眼内レンズを用いての白内障手術、老眼治療を実施していきます。
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2019.12.23更新
2019年安里眼科望年会
2019年12月22日に、国際通りにあるRistorante Cross47にて、安里眼科糸満院およびおもろまち駅前院合同での望年会が行われました。2019年は元号が平成から令和に変わり、日本人にとっては節目の年となりました。スタッフみんなが働きやすい環境整備を目指し、当院でも様々な改革が行われました。定期的な主任ミーティングはもちろんですが、今年は治験への参加など診療以外で大忙しな1年となりました。まず、理事長のスタッフへの1年間の労いの挨拶から始まり、糸満院およびおもろまち駅前院の瞳先生、外勤で来られている琉大の先生方からのお話がありました。また各主任からは、2019年の両院での手術件数、今年の反省点、来年に向けての目標や意気込みなどの報告がありました。今年は新人が5人入社し、若いスタッフが増え、活気溢れる職場となりました。イタリアンの食事とワインを交わしながら、普段ゆっくり話せない方とも楽しく過ごせました。毎年恒例のゲームでは景品をかけてビンゴ、じゃんけん大会などみんなで騒ぎました。会の最後には総院長の良先生より、今後も琉球大学眼科と協力しながら、最先端の眼科医療を沖縄にも取り入れ続け、沖縄県内の医療レベルをもっともっと上げていきたいとのことでした。安里眼科は忙しい職場ですが、とてもやりがいがあり、新しい知識を常にブラッシュアップしていかないと取り残されてしまいます。本当に意識が高い人の集まりだと日々感じていますが、その中でどれだけ自分を高めていけるかが、成長の糧となっています。これからも我々スタッフが一丸となって、「ONE TEAM」として安里眼科を支えていこうと強く思いました。今年も豪華な食事と美味しいお酒、豪華な景品、2次会まで用意して頂きありがとうございました。今年も残りあと1週間となりましたが、気を引き締めて頑張ります!!!(担当 玉城)
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2019.12.21更新
診療日についてのお知らせ(おもろまち駅前院)
2020年より働き方改革のため、安里眼科おもろまち駅前の第5日曜日は休診とさせて頂きます。ご理解とご協力のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
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2019.12.01更新
第140回沖縄眼科集談会に参加しました
2019年11月30日に、ダブルツリーby 那覇首里城にて第140回沖縄眼科集談会が開催されました(興和株式会社主催)。座長は、琉球大学眼科教授の古泉先生で、特別講演①「脈絡膜循環から診たパキコロイドの成因」の題で北海道大学眼科教授の石田晋先生が、特別講演②「進化を続ける緑内障診療」の題で東海大学八王子病院眼科教授の木村至先生がご講演されました。石田先生は、LSFG(Laser speckle flowgraphy→Laser speckle現象を利用して眼底血流を画像化できる機械)を用いて、脈絡膜循環が関与していると考えられる疾患の研究をされていました。全身のメラノサイトに対する自己免疫疾患であるVogtーKoyanagiーHarada diseaseや、Punctate Inner Choroidopathy(PIC)、Acute Idiopathic Maculopathy(AIM)、Acute Zonal Occult Outer Retinopathy(AZOOR)、Acute Macular Neuroretinopathy(AMN)、Hypertensive Chorioretinopathy(HTC)などの病因について、局所と全身ステロイド治療の違いや心拍出量との関係、高血圧の関与など様々な角度からお話があり、とても興味深い講演でした。また、木村先生は今年10月の京都で臨床眼科学会のブースでも展示されていた、ヘッドマウント型視野計(アイモ)の活用について、左右両眼の測定に対応する独立した光学系を搭載したことおよび近赤外線カメラ左右の瞳孔個別にモニター・自動修正する機構を備えたことにより、検査時間の短縮や固視ズレの解消により制度の高い検査の実現が可能になったとの内容でした。緑内障治療だけでなく緑内障検査機器も様々な新しいものがでてきています。時代に乗り遅れない様にアンテナを常にはって、今後も様々な講演会に参加したいと思います。(担当 安里)
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