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2024.11.20更新

第78回日本臨床眼科学会に参加してきました

2024年11/14(木)〜17(日)にかけて京都府にある京都国際会館にて、第78回日本臨床眼科学会が開催されました。

当院より、会長:安里 良盛先生、理事長:安里 良先生、看護師:川邊 尚子、検査員:城間 盛秀・大泊 聖来の計5名で参加してきました。

沖縄と比べ少し肌寒かったですが、日中は上着がいらないくらいの丁度良い過ごしやすい気温でした。

私が、今回の学会で楽しみにしていた講演のひとつに「医療AIシステムの最新情報」についてがあります。

前眼部疾患のAI診断をスマートフォンに実装する新たな検査方法や診療形態が提案されておりました。

AIを活用した眼底写真の解析は、疾患の早期発見や診断において、とても可能性を感じましたが、スマートフォンでの撮影には、アタッチメントを付けての撮影が必要であり、暗室でフラッシュ撮影を徹底しなければならないという課題もありました。

もし、上記の撮影条件を満たすことができれば、病院へ来院することが難しい患者様や小さなお子さんでも素早く綺麗な画像をご家族で撮影することができるのではないかと思いました。

また、OCT解析データから緑内障の視野を推測する技術の発表もありました。

視野検査は時間のかかる検査であり、高齢の患者さんでは実施が困難な場合や、正確な検査結果が得られないこともしばしばあります。

そんな状況下で、AIがサポートをすることで、より多くの患者様の視野を高精度に推測でき、質の高い結果が得られる可能性があるなと感じました。

今回の学会を通して、眼底撮影やOCT検査の解析に関する新たな知識や技術の進展を学ぶことができ、今後の検査に活かすための貴重な機会となりました。

初めての学会参加で、勉強不足な部分も多くありましたが、学会に参加させて頂いた事にとても感謝しております。

今後、学んだことを患者様に還元できるよう、より一層取り組んでまいります。(検査 大泊)

投稿者: 安里眼科

2024.11.10更新

2024年 沖縄県視能訓練士勉強会に参加してきました

2024年11月09日(土)豊見城中央病院にて、2024年 沖縄県視能訓練士勉強会が開催されました。

当院からは、理事長:安里 良先生、検査部主任:屋宜 盛顕、CO:多田羅 和香、検査員:高木 雄太朗の計4名で参加してきました。

県内からたくさんのDr・CO・スタッフが参加されていました。

勉強会の内容としては

・豊見城中央病院眼科の施設紹介

・視機能評価機「imo vifa(以下アイモ)」の紹介、豊見城中央病院でのデモレポート

・株式会社トプコンメディカルジャパン 主任技師「山田 勝啓氏」による同社OCT「DRI OCT Toriton Pro」の講習

・展示機器体験

でした。

当院では、視野計としてアイモを2台、トプコン社製OCT「DRI OCT Toriton」も導入しているんですが、日々の外来で使用していくなかでの疑問点などを質問させていただいたり、実際にOCTを作製されている方にそもそものOCTの撮影原理などをわかりやすく教えていただき大変勉強になりました。

緑内障の検査で視野検査はすごく疲れるものなんですが、その中でアイモという検査機器は疲れにくく個人的には好きで、豊見城中央病院でのデモレポートでも患者反応が良かったとの結論でした。

トプコン社製OCT「DRI OCT Toriton」もSS OCTでかなり良く当院のOCTで主力として使用しており、今回の講習では今後のバージョンアップでのデノイズ機能(画像のノイズをAIで消す)の追加やアタッチメント付属での広角撮影モードの紹介があり今後が非常に楽しみになりました。

今回の勉強会で学んだことを他のスタッフにも共有し日々の外来に活かしていきたいです。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしい勉強会に招待してくださった豊見城中央病院の玉城 環先生、誠にありがとうございました。(検査 高木)

 

投稿者: 安里眼科

2024.11.09更新

『iStent inject® W』に関するWEBミーティングが行われました

2024年11月08日(金) Zoomにて、『iStent inject® W』に関するWEBミーティングが行われました。

週末の金曜日に関わらず、たくさんのDrやスタッフが視聴されていました。

演者は当院より理事長:安里 良先生でした。

現在、当院では低侵襲緑内障手術として『iStent inject® W』を導入しておりますが、当院における今までの『iStent inject® W』の取り組みと適応症例をどう選択しているかをお話していただくといった内容でした。

実際に過去の手術映像を供覧し、改善点などについてわかりやすく説明していただきました。

 

大事なステップとしては

ステップ1 ドライラボによる手術シュミレーション

ステップ2 ゴニオサージェリー(隅角の可視化)の重要性

ステップ3 適応症例の選択

 

まとめ

・『iStent inject® W』が施術できる機会は白内障手術の時のみだったが、今後は単独でも使用可能となる。

・重篤な合併症もなく特別な術後の管理も必要ないので白内障術者にも高いハードルではない。

 

とのことでした。

今後、白内障手術同時ではなく単独でも行え、患者様の緑内障治療の選択肢が増えるので今後が非常に楽しみになりました。

 

『iStent inject® W』についてご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

これからも職員一同、日々最新の医療知識を体得し、患者様により良い医療が提供できるよう研鑽に努めてまいります。

今回、このような素晴らしいWEBミーティングを開催してくださったGLAUKOS社担当である黒木 啓司様、岡田 直澄様、誠にありがとうございました。(検査 高木)

 

投稿者: 安里眼科

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