2024.06.23更新
第23回硝子体ビデオセミナーに出席してきました
2024年06月23日(日)に、東京コンファレンスセンターにて第23回硝子体ビデオセミナーが開催され、2年ぶりに参加してきました。
手術のコツや新しい知見など、どれもためになる話ばかりでした。
県外の先生とスタッフの教育の仕方や外来待ち時間の改善などの情報交換もできて非常に有意義な時間となりました。
これからも県内外の色々な学会や勉強会に積極的にスタッフを連れていき、これからも知識をブラッシュアップしながら日々、研鑽に励みたいと思います。(理事長 安里良)
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2024.06.20更新
iStent(アイステント) 説明会
2024年6月11日(火)糸満院、6月13日(木)おもろまち駅前院にてiStent(アイステント)の説明会が開かれました。
アイステントとは眼内ドレーン用のステントであり、極低侵襲緑内障手術の1つであります。長さが0.36mmの小さい医療用のチタンを繊維柱帯に埋め込むことによって房水の流れを良くし、眼圧を下げる効果が期待できます。
当院でも2018年から導入し、今年6月までに約240例のアイステント手術を行っております。
この眼内ドレーン用ステントには第一世代のiStentと第二世代のiStent inject Wがあり今回の説明会では後者のiStentWの説明をして頂きました。
話の中では、アイステント術後の患者様に対する、2年間の経過観察をグラフにした図で、多くの患者様が術後に緑内障点眼を減らすことに成功していることや、手術の合併症の少なさ、アイステント手術の安全性などを説明させて頂きました。
アイステント術後にはシリアルナンバーが書かれている患者カードをお渡しするのでその裏面にMRIを使用する際の詳しい事項等が記載されています。
アイステントはチタン製でできており、MRIの影響は受けづらいですが、術後にMRIを利用する方は担当医にカードを見せる必要があります。
また、アイステントの手術は20歳以上で初期から中期の点眼加療している開放隅角緑内障患者であり白内障手術との同時手術のみ保険診療適応の手術ですので、アイステント単体で手術することはありません。
今回の説明会で、アイステントに対する知識がより深いもに変わりました。患者様の質問に対して説明する機会があれば今回、得た知識を活用していこうと思います。
今回、説明会を開いてくださったグラコウス・ジャパン合同会社 黒木様、アニメーションを用いての手術の方法や実際の手術映像などを使い、とても分かりやすい説明をして頂き誠にありがとうございました。
(受付 外間)
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2024.06.03更新
アレジオン眼瞼クリーム0.5%を参天製薬様より製品説明をしていただきました。
2024年5月28日(火)糸満院、5月30日(木)おもろまち駅前院にて、参天製薬様よりアレルギー性結膜炎の治療に対して、世界初、目のかゆみに1日1回のアレジオン眼瞼クリーム0.5%が発売されるということを製品説明含め、紹介していただきました。
現在幅広い医療機関で使用されているアレジオンLX0.1%点眼は1日2回点眼(日中起きている間の時間帯で効果を保つ設計)に対し、 アレジオン眼瞼クリームは1日1回眼瞼に塗布することで、(アレジオンLXの約5倍のエピナスチン濃度により)24時間効果を持続し続けます。今までの点眼治療とは全く変わった投与経路の薬剤になっており、眼瞼皮膚から有効成分を吸収して、目の中(結膜)まで浸透し、目のかゆみなどの症状を抑える製品と知りました。これからアレルギー性結膜炎の治療をしていく患者様に治療方法の選択の幅が広がったと感じました。眼の中に入れる眼軟膏ではないので、その点は注意して患者様に説明しないといけないと感じました。
今回、参天製薬株式会社 田中様、アレジオン眼瞼クリーム0.5%の紹介をわかりやすく説明していただき誠にありがとうございました。(受付 荷川取)
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